最近のタイでの自炊生活は、和食っぽい物をよく作ってます!タイで、和食を作るとなると高価になってしまうんじゃないの?と思われがちですが、食材次第で安価に作ることも可能。簡単に作れ、それでいて日本の味を思い出せる物の中の代表選手
イカの一夜干し
昼間に干したから日昼干しになるのかな!? それはさて置き、新鮮なイカが手に入ればタイでなくとも世界中どこでも作れる優れもの。ビール片手にこの上ない幸せな気分にさせてくれるおつまみの代表選手でもあると思います!(^^)!
干物用の網がなくても、ザルなどで代用も出来ます。数ヶ月前に干物にハマり、イカの一夜干し以外にも魚の干物を作ったり。最近は、とんとご無沙汰だった干物。久しぶりに作ってみると、乾くのが待ち遠しく干したイカの前でにらめっこしてしまいました(;´∀`)
調理をあまりされない方でもイカは捌きやすく、包丁で捌くよりもキッチンばさみがあればもっと簡単!皮は剥いでも剥がなくてもどちらでもよいと思いますが、剥ぐ方が乾きが良いように思います。干さなくても冷蔵庫で作る方法もあるようですが、お天道様の下で作るのが干物の醍醐味
晴れた日限定のご馳走!!
イカの一夜干しに合わせ、オクラとトマトの酢味噌和え。ミスマッチな気もしますが、トマトの酸味と味噌、オクラの食感の相性がよく私は好きな味。湯剥きしたトマトと軽く塩ゆでにしたオクラを酢味噌で和えただけの簡単な一品ですが、これも日本の味ですよね!
それから何を作ろうかな?と思いつつ、冷蔵庫を開けると卵の整列が目に入りだし巻きになりました。ほんだしがあれば、ちゃちゃっと作れるだし巻き卵。私は甘いのが苦手なので、卵3個・水大さじ4・塩小さじ1/2・ほんだし小さじ1の割合でボールでよく混ぜ焼いています。日本で作る時は、みりん大さじ1・醤油小さじ1も加えますが、タイではみりんは高価。意外とみりんが入ってなくても塩だけで充分おいしく出来ます
イカの一夜干しを筆頭に、和食っぽくまとまった晩酌タイムになりました。この日の晩酌のおつまみの総額は、2人分で約150バーツ程(約450円)。最近、パタヤではイカが高くてイカ2杯で100バーツ程なので、イカの一夜干しがおつまみの総額の大部分を占めています(;´∀`) タイだからと言ってタイ料理を作るのが一番安いとは限らなく、上手く食材を探せば日本っぽい食卓にしてしまってもそんなに高価にはなりません。
タイで和食っぽい物を作りたくなった時に『イカの一夜干し』おススメです!
イカの一夜干し レシピ
【材料】
イカ 2杯
水 1リットル
塩 大さじ1
サイアムサトー(siam sato)50cc ※タイでの料理酒の代用品
① 水に塩とサイアムサトーを混ぜ合わせる ※塩が溶けるのに時間がかかる場合もあるので、イカを捌く前に用意しておくと便利
② イカを捌く
※写真を撮り忘れてしまい、文章で説明するのが難しいのですが・・・
●エンペラの部分を持ち下に引っ張ると、胴体の皮もするっと剥ける
●エンペラと皮を剥がしたらエンペラが付いていた方とは真逆の胴体の面をキッチンばさみで切りイカを開く
●イカを開いたら、内臓・軟骨を取りゲソもはがす
●ゲソの部分を胴体から剥がすと目や口がついてくるので、目と口を取り除き、口(とんび)は捨てずにくちばしみたいな軟骨みたいなのを取りだし、一緒に塩水に漬けて干すと美味→☆イカの口
③ 捌いたイカを①に漬け20分放置
④ 20分後、③を塩水からあげキッチンペーパーで水気を切り干す
⑤ 晴れた日ならば、4~5時間ほどで干し揚がります
⑥ ⑤をフライパンで炙って出来上がり ※テフロン加工のフライパンで炙りましたが、魚焼きグリルで焼く方が美味しく出来ると思います