魚と鶏の手作りダブルだんご汁風ほくほく鍋

最近のタイでの自炊生活は、和食もどきが続いています。さっぱり食せるのと、何と言っても段取りや要領が分かっているので簡単。とは言ってもタイで作る和食もどきは、日本で作る時とは違い足りない材料もあります。まいっか!精神であまり拘らずヒラメキに任せ、こうすれば美味しく出来るかな?と試行錯誤ですが・・・

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今回作ったのは魚と鶏の2種だんご汁風鍋。魚の団子は、☆スマの半身をパクチー爆盛カルパッチョ風にした残りの半身とアラを使いました。鶏の団子は、鶏むね肉。どちらもまな板の上でダイソーの穴あき包丁で叩いただけですが、やっぱり自家製は旨い!普段料理をしない方でもトントンするだけで簡単に出来るのでぜひ作ってみて欲しいです →レシピは最後に掲載

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白い方が鶏だんご。色が濃い方が魚だんご。中に入れる具材を少し変えていますが、どちらも細かくたたいて丸めて鍋に放り込んだらウマウマに出来上がる事間違いなし!たたいた鶏や魚のすり身は、鍋の具材だけではなくフライパンで焼いてハンバーグっぽくしても美味

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アツアツをからし醤油でいただけばビールに合う事間違いなし!もちろん子供さんやビールを飲まない方の白飯のお供にももってこいです。タイにも市販のすり身団子など売られていますが、やはり自分で作ると添加物もなく安心して食せるのもポイント高し →☆鶏バーグのレシピはこちら

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だんご汁風鍋に入れたタイ・パタヤの市場で購入した野菜。手前が小松菜っぽい菜っ葉。名前はわからないのですが(インドネシア名でsawi hijau)、形的には日本の小松菜をもっと大きくした感じ。味は小松菜ではなく、ちんげん菜+白菜?小松菜+ほうれん草?表現しづらいのですが、クセがなく食しやすいです。奥のねぎぼっこみたいな野菜は、甘い葱という感じ。ねぎぼっこみたいな野菜は、花ニラの隣にいつも並んで売られているのですがハナニラの様ににんにく臭は皆無でにんにくが苦手な方にもおすすめ。どちらも一束10バーツで購入。そろそろ買出しに行かなくてはという程に寂しくなってきてる買置きの葉物野菜たち。壊れた電気鍋をボール代わりに使い水を張って冷蔵庫で保存しています

魚と鶏のだんご汁風鍋 レシピ

☆魚のアラから出汁を取るレシピはこちら

出汁を取った魚は、ボールに取り手でさわれる位まで冷めたら身を骨から外し、骨や頭の部分・生姜や葱などはすべて取り除き、味付けは醤油・塩・ほんの少しの砂糖・サイアムサトー(料理酒)で付けました。スープは、魚のアラを使わなくても、ほんだしや鶏がらスープの素などで作った好みの味のどんなスープでもバッチリ合うと思います!

【魚のだんご(すり身)】2人分

調理時間 約10分

魚 250g  ※今回はスマを使用ですが、アジや白身など好きな魚でOK

葱 好きなだけ

生姜 親指ひとつ分

タピオカ粉 適量 ※片栗粉の代用品

塩 適量

サイアムサトー 適量 ※料理酒の代用品

① 生姜はみじん切りに、葱は小口切りにしておく

② 魚は皮や骨の部分を取り除き、細かくまな板の上でとんとんたたく(最初に薄くスライスし、その後、塩ひとつまみを加えとんとんするとやりやすい)

③ ②の魚がだいたい細かくなったら、①の生姜と葱も加えトントンしながら混ぜていく

④ ③が細かくなり生姜や葱も塩梅よく混ざり粘り気が少し出たら、タピオカ粉(片栗粉)を全体にふり、サイアムサトー(料理酒)を少量ふりかけ全体的にまとまる様に包丁で混ぜ合わせる

⑤ 出来上がった魚の団子は、沸騰した出し汁の中へスプーンをふたつ使い丸めながら好きな大きさのものを落とし、2~3分煮て出来上がり

※鶏だんごは同じ要領で、具材にハナニラをプラス。味付けに醤油も使用し、つなぎに卵1個も使用しました

※ボールを使わず、まな板の上で包丁のみで混ぜるので洗い物も楽々

※つなぎはタピオカ粉のみにし、魚の味をしっかり味わえるように作っています。がふわふわが好みの方は卵1個もつなぎに使用すると良いかと思います

※生臭みが出るので、団子を鍋に入れる際は、必ず沸騰している所に落とす