たまにタイでも海老フライを作ります。頭や殻なしの冷凍エビや冷凍エビフライ(揚げるだけ)も物を売られていますが、活き有頭海老を購入しても安価!活き有頭海老の価格はピンキリですが、安い物だと100バーツ/1キロ。あまり安い物は鮮度も悪くサイズも小さいので、250バーツ前後/1キロの海老を鮮度確認しつつ一尾一尾手づかみで袋に入れ量り売りで購入しています
サイズがある大ぶりな海老だったので2人分に6尾で丁度良い量。エビフライの材料費は65バーツ(約200円)ほど。簡単に作れるお手軽料理だけども、エビフライの日は相方がご馳走だ!今日はご馳走だ!と喜んでくれるので作った甲斐がある一品
海老の下処理はご存じの方も多いと思いますが、背ワタを抜くのと尻尾の部分を斜めに切り包丁の先を使って汚れや水分を掻き出すのは必須!背ワタが残っていると食した時に臭みがありおいしさ半減。尻尾は汚れを取る他水分を取り除くことで油はね防止にもなります。そして、曲がった海老フライにならない為にお腹に3箇所程切れ目を入れ、プチッと音がするまで伸ばすと真っすぐなエビフライに
海老の水分をしっかり切り、塩コショウで味付けをした後、粉→卵液(卵に少量の水を加えて混ぜたもの)→パン粉の順に衣をつけ、パン粉をつける際にもしっかり背とお腹を伸ばす事をすると曲がったエビフライになりません
エビフライの衣漬けで余った卵液を使い、揚げ物ついでに野菜とイカゲソのかき揚げも作りました。野菜はピーマンみたいな唐辛子と人参を使用。玉ねぎなどよりも水分の出にくい野菜を選ぶと揚げあがりがカラッとなります。ごぼうを入れると尚旨しなのですが、タイでは見かける事がなく・・・(;´∀`)
揚げ物ばかりでは疲れるので、冷蔵庫に茄子があり茄子をフライパンで素焼きにし焼き茄子にしました。焼きはじめはマーブル模様なタイの緑の長茄子。コロコロ転がし焼くうちに全体的に茶色くなり焼けた香りがして来たら焼き上がりで、爪楊枝を使い皮を剥くと味も色も日本の焼き茄子と大差な気もしますが、種が多く日本の方が美味しいかな(;´∀`)
茄子に続いてイカも焼いてしまえと、胴の部分を輪切りにし(ゲソの部分はかき揚げに使用)、しっかり水気を取った後、塩とマナオ(タイライム)を少々ふり5~10分程置いた後、また水気をしっかり切って少量のオリーブ油で焼きイカに。皿に並べ、生姜・分葱・鰹節をちらし醤油を回しかけ完成 ※香味野菜にみょうがや大葉も合います。下味にマナオ(タイライム)を使いましたが、料理酒でOK。
エビフライにはタルタルソースもウスターソースもかけずに、そのまま食すかからし醤油でいただきます!マナオ(タイライム)をキュッと絞っても美味。焼き茄子&焼きイカが口直しに塩梅がよく、海老フライをなお美味しくいただくことが出来ました。有頭海老なので海老ミソもつまり頭からバリバリ食しカルシウム補給もバッチリ
2人分のおつまみには多い揚げ物だったので、翌朝、かき揚げ丼にリメイク!タイでも売られているつゆの素。なんですが、割高で味もイマイチ。醤油・砂糖・ほんだしで作った丼だれですが、意外とイケます!卵は生食用を購入していないのでしっかり火を通しており、トロッと感が味わえないのはちょっと残念・・・。タイで自炊をしていると、日本の卵や食材の素晴らしさにいつも気付かされます
かき揚げ卵とじ丼 レシピ
2人分
かき揚げ 適量
玉ねぎ 1/2個
卵 2個
水 200cc
砂糖 小さじ2
醤油 大さじ4
ほんだし 適量
① 水を沸かし→砂糖を入れ溶かす→ほんだしを入れ→醤油を加え味見し少し濃いかなと思う味になるように調整する ※甘いのが好きな方は砂糖を多めに。味が決まった後、再度、ほんだしを少量いれると風味がよくなります
② ①に玉ねぎを入れ(エビフライの付け合わせのキャベツが残ったのでキャベツも投入してます)、玉ねぎが煮えたらかき揚げを投入
③ かき揚げが温まったかなという時に卵をひと混ぜふた混ぜ程度に混ぜて(白身と黄身が混ざらない程度)②に卵を投入し蓋をし好きな卵の固さにして出来上がり!※半熟にしたい場合は、卵を投入し蓋をしたらすぐ火を切り余熱で卵を好きな加減に火を通す