やみつきフライドチキン！スパイシーなアヤムゴレン

東南アジア料理の中で、私はとりわけインドネシア料理が大好き！たくさんのインドネシア料理をインドネシア各地で食したのですが、料理名を覚えきれていないという・・・(;´∀｀)　そんな数あるインドネシア料理で、日本でもメジャーなアヤムゴレン

久しぶりに食したくなり先日作ったAyam Goreng Bumbu Kuning Lengkuas 。アヤムゴレンと言っても色んな種類があり、私の中ではこのアヤムゴレンが一番好きです。以前にも☆アヤムゴレンのレシピを掲載したのですが、日本では揃えにくい材料もありますので、代用品の提案と省いても出来るように再度レシピを作り直してみたいと思います

今回作ったアヤムゴレンには、タイの市場に売られている香草3点セット（レモングラス・カー・コブミカンの葉）も使用。タイではこの香草セットは、トムヤムクンにも欠かせない材料らしくタイの市場やスーパーには3点セットで売られているのをよく見かけます

ガランガル（カー）・レモングラス・コブミカンの葉は日本では手に入りにくい食材だと思うので省いてもOK。料理名が変わるだけで、ちゃんと美味しいアヤムゴレンが出来上がります。ただ、香草を加えることにより一段と香りがよくなりおいしさ倍増！！　もしも、手に入るならば使って下さい

さて、ここからはレシピです　※材料は最後に掲載

①　にんにく・生姜・バワンメラ・ガランガル・生ウコン・コリアンダーシードに小さじ1程の塩を加えクロックを使って潰していきます　※本場ではクロックではなくチョベッ（インドネシアの石臼）を使用。ミルサーなどでペースト状になるまで混ぜてもOK

②　①に塩大さじ1を足し混ぜてから、鶏肉全体に擦り込みます

※②を少量の油で炒めてから③の工程に進むとより一層香りがよくなる。私はフライパンの中で②の工程を行い油では炒めません

③　②のフライパンに火をつけ軽く香りが立つまで炒め、お肉が少し顔を出すくらいの水を加え→コブミカンの葉・レモングラスも投入し煮ていきます

※煮立ったら煮汁の味見をし、海水位のしょっぱさになるように塩を調整してください

④　強火で煮込み続け、お肉に煮汁がまんべんなく行きわたる様にヘラなどを使い混ぜ返したりお肉をひっくり返したりしながら煮汁がほぼなくなるまで煮る

⑤　④の煮込んだ鶏をザルに取り水分を飛ばします

※少し写真の鶏肉の色が薄く分かりにくいですが、煮込むと黄色になります。この後は揚げる工程になるので、しっかり水気を切って置くと油はねが少ないです

※鶏肉の煮上がり具合は、骨が少し見えるような状態

⑥　しっかり水分が切れた後、皮の方に2・3ヵ所切れ目を入れ高温でカラッと揚げて出来上がり（粉などは付けず素揚げ）　※今回、皮に切れ目を入れるのを忘れてしまいました。切れ目を入れる事で揚がりもよく見た目にも綺麗

※アヤムゴレンは日本の鶏唐揚げのように生の状態で揚げるのではなく、一度しっかり火を肉に入れてから揚げます。骨付きで作っても、食する際はスルッとはずれるのでお子様でも食しやすい

※④の工程で鶏を上げた後に、煮汁ににんにくやバワンメラなどの香味野菜が残るのですが、鶏を油で揚げた（⑥の工程）後、香味野菜を揚げアヤムゴレンにまぶしても美味

煮込んでいる時も揚げている時も、鼻腔をくすぐる良い香りにノックアウト!(^^)!　揚げたてを食すと、スパイスの香りと鶏肉の合わさったえも言われぬ旨さにほっぺが落ちそうになります。アヤムゴレンにはアヤムゴレン用のサンバル（辛み調味料）があるのですが、今回は作るのがめんどく☆サンバルダブダブを添えました。サンバルがなくてもアヤムゴレンだけでも絶品！

相方は、鶏皮が苦手なのですがアヤムゴレンの皮はパリッパリでスパイスの香りがよく旨い！と食べてしまいます。いつもは鶏皮は私の皿に回ってくるのですが、アヤムゴレンだと回ってきません(;´∀｀)　鶏皮が苦手な方にもお勧めしたい逸品