気まぐれで、今朝はテンガロンハットをかぶった愛想の良い店主が作ってくれるタイのラーメン（バミーナーム）を朝食でいただきました！日本のラーメンが本当は食べたいですが、作る手捌きを眺めながら待つ一杯は店主次第で味も美味しく感じます
さて、話は昨夜に戻りまして、よく買うタイ野菜のひとつカナー。調べてみると、ケール（kale・英語名）やカイラン（芥藍・中国名）とありまして、そんならケールの方が身体に良さそうな響きという事で私の中ではケールになっているこちらの野菜
クセもなく食しやすく、茎の部分はブロッコリーの茎の味、葉はキャベツの外葉という感じです。上の写真の量で5バーツ（約￥15）。と価格も安価、その上栄養たっぷり。鍋に入れても美味しいし、ザブジにしてみてもよく合います →☆ザブジのレシピはこちら
ケール（カナー）を使い、いつも作らないような料理を作りたいな～と考えて居た時に、ふと思い出したのがギリシャ在住の日本人の方のブログで美味しそうだなと拝見させていただいたドルマタギァ（牛のひき肉を葡萄の葉でくるみトマトソースで煮込んだ料理）！ずっと作ってみタイなと思ってはいたのですが、葡萄の葉はさすがにタイにも売られていないしな・・・。ケールでやってみよう！キャベツより葉がしっかりしているし向いてるかな？ちょうど冷蔵庫にひき肉あるし！
アテネ在住のsalahiさんのブログ。ギリシャ料理を研究されているようです
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材料が揃わないのでなんちゃってロールキャベツみたいになってしまいましたが・・・。取りあえずヒラメキに任せクッキングスタート！
ロールケールのレシピ
4人分
【ロールケールのタネ】
豚ひき肉 150g
卵 1個
玉ねぎ 1/2個
人参 1/3本
にんにく 2カケ
レンズ豆 大さじ3 ※水で洗ったあと10分程水に漬けてから使用
パン粉 大さじ3 ※同量の水で戻してから使用
塩 適量
オレガノ 適量
胡椒 適量
① 玉ねぎ・人参・にんにくをみじん切りにする
② 豚ひき肉に塩小さじ1/2程加えよく粘りが出るまで練る
③ ②を練った後、上の写真のように具材をボールに集めまとまるまで手でこねる
【トマトソース】
トマト 2個
玉ねぎ 1/2個
にんにく 2カケ
唐辛子 1本
塩 適量
オリーブ油 大さじ1
① トマト・玉ねぎ・にんにくをみじん切りにする
② オリーブ油をしいたフライパンににんにくを入れ弱火で香りが立つまで炒める
③ 玉ねぎを②に投入し、塩少々を加えしんなりするまで炒めたらトマトも投入し水気がなくなるまで炒める
※ここからは、ケールで種を巻き煮込んでいく工程です
【上の材料以外に使用する材料】
ケール 一束
マナオ果汁 大さじ1
さとう ひとつまみ
オレガノ 適量
塩 適量
① 沸騰した湯に塩少々を加え、ケールをサッとゆでザルに取る。茎の部分を切り落とし（別の料理に使用）
② ①のケールを広げ（破れている部分は小さい葉で補修）、タネを乗せタネが飛び出さないようにしっかり巻き爪楊枝で止める
③ 穴が開いた葉や破れ過ぎた葉を予め3枚ほど茹でずに取って置き、鍋の下に敷き詰めその上に②を隙間なく並べる。空いた空間があれば、残った葉っぱなどを詰めなるべく隙間がないように
④ トマトソースを③の上に入れ、塩小さじ1・砂糖ひとつまみ・こしょう少々・オレガノぱらぱら
⑤ 具材が隠れるまで水を投入。強火で一気に煮ていきます ※炊飯器を使用
⑥ 沸騰してきたら、アルミホイルなどで落し蓋をし30分程煮込む。マナオ果汁を入れ、味をチェックし足りないようなら塩で調整して出来上がり！
※工程が多く、めんどくさそうに思われそうですが、タネづくり約5～10分・トマトソースづくり約10分・巻き作業約5分を終えたら後はほったらかしなので意外とお手軽料理
残ったケールの茎と四角豆を鶏肉と一緒に炒めたものと、残り物を温めカンパーイ！ロールケールは、旨みがギュッと詰まりロールキャベツより美味！！葉がしっかりしている分、旨みを閉じ込める事が出来たのかな!? ドルマタギァに見た目は似せる事が出来た気もするのですが、味はまったく違います(;´∀｀)
いつか、ドルマタギァの材料を揃えてチャレンジしてみたいな！