豪華ホテルから一路タクシーで連れてこられたのは
これまた辺鄙な場所にある廃墟の様なホテル
しかも客室でFree WIFIは使用不可
そして歯ブラシも置かれていない液体せっけんが壁に取り付けられているだけの
狭すぎるシャワー&トイレ室
パタヤから持参した洗面用具はすべてペナンのシティテル エクスプレス ペナンで廃棄してしまい、せめて歯ブラシと歯磨き粉だけでも購入したいとフロントへ
スタッフ:坂を下りたところに商店があるよ。近くだよ。
湿度と熱気で汗がどっと出る天候の中を教えてもらった店までてくてく。予定にはない滞在で着替えもないというのに、トホホ
店内を覗くと内臓がむき出しの鶏が見え、歯ブラシは売っていたけど買うのを躊躇
そして、さらに坂を下るとtesco(スーパーマーケット)が見え
そこで取りあえず歯ブラシと歯磨き粉を購入
着替えも探してみましたが質と価格が釣り合わず買う気になれず
その後、大通りを渡ると周辺に少しお店が見えビールが飲める店はある?と探してみるけど、どの店もムスリムの姿が見え
絶望感・・・
せめてビール位のみたいよ!!と思いながら歩いていると
テラス席でビールを呑んでいる方の姿をキャッチ
メニューを覗くと、ビールがあるではないですか!!
曇り切ってた気持ちがすこし晴れやかになりスタッフに後で来るからねと伝えホテルへ戻ると
あれ?!!ロビーに見覚えのある日本人の方が!
ペナン空港で、日本人の方?羽田でしょ?と話しかけてこられたHさんでした。Hさんも私たちと同便でペナンからクアラルンプールへ向かい14:30のクアラルンプール発羽田行の便を利用すると伺っていたのですが(私たちは14:30のクアラルンプール発ウタパオ行)
やはり間に合わず、この廃墟に送り込まれた模様
同じ境遇の方と愚痴りあえるとなり、またここで少し気持ちが晴れやかに。更にHさんはマレーシアにとても詳しい方で有意義なお話をたくさん伺う事ができました
3人で他愛もない話をすると19時前になり、夕食のメニュー表を持ったスタッフが登場 ※何種類かある内から1品のみ無料提供
私たちは先ほど見つけたカフェでビールと決めていたので、Hさんもお誘いし3人でビールタイム!
そして22時前にホテルへ戻るとスタッフからビュッフェ形式の料理の用意があると勧めて頂き有り難くいただきました
その後は部屋に戻り、狭いシャワー室で髪も体も顔も備付の液体せっけんで洗いに横になると
エアアジアに翻弄された一日が終わり泥のように眠りました