ベトナム(ブンタウ)で通常売られている豚肉は日本のスーパーの様な薄切り肉や小間切れを見かけるのは稀
特に市場では皆無に等しく塊で売られているブロック肉や骨付き肉ばかり。購入後にぶった切ってはくれるのですが野菜炒め用等には自分で処理が必要
ベトナムの豚ブロック肉
自分で好きな大きさにカットし調理できる利点もあるブロック肉ですが、薄切りにするのは難易度が高く乱雑感満点になってしまうというオチ付き
豚肉とズッキーニのトマト炒め:にんにく&唐辛子をオリーブオイルで炒め下味(塩と酒)を付けた豚肉→トマト→ズッキーニの順で炒め塩コショウをパラリ→蓋をして全体に火が通るまで軽く蒸し煮に
胡椒をかけ過ぎた回鍋肉風のおつまみを作るのに豚ブロックをカット
何度か豚ブロック肉を小さく切り分けていると上手くなるかと言えばそうでもなく、その日の気分次第の気もします。ブロック肉手強し
ティンリーの花の蕾(Thien Ly)と豚肉・揚げ豆腐の炒め物:牛肉を豚に替え揚げ豆腐もプラス→牛肉とティンリーの炒め物 レシピ
ベトナムの豚すね肉
いつも買う市場の豚肉屋のおばちゃんの強い推しに負け初購入。生まれて初めて調理する豚肉の部位は興味津々
骨付き豚すね肉のスープ煮:沸騰した湯で3分ほど茹でこぼし、生姜・にんにく・ネギで1時間程煮た後に塩・胡椒・ヌクマムで味付け放置。食前に温め直しました
脂身が少なく骨からホロリとはずれる肉は骨から良い出汁も出て美味。2度目はハスイモとエノキもプラスしてみました
すね肉だろう豚肉は気に入った物の新たなメニューが思いつかず
苦肉の策でトマト・オレガノ・クミン・青唐辛子などを加え煮てみたところヒット!毎回同じでも芸がないのでもう少しレパートリーを増やせたらいいな
骨付き豚すね肉のメキシコ風煮込み:チキンを豚すね肉に替えた→メキシコ風 トマトと鶏のシチュー レシピ
ベトナムの豚レバー
ベトナムの豚肉売り場はバリエーション豊富で各部位に加え、慣れるまでは直視が難しい各内臓(目・耳・鼻含む)も並びます
中でも鉄分補給に購入する豚レバーは20,000Ð/kg(ブロック)と格安で鮮度も抜群
難点はベトナムでレバニラを作ろうと思うと豚レバーの処理よりもニラともやしに手間がかかり過ぎるんですよね
手間暇惜しまずという言葉がありますが、正しくベトナムでの調理はそんな感じかも
最近のブンタウの様子
ベトナムの豚肉の調理はやや難ありですが、日本の豚肉との違いなどを考える良い機会
市場にはたくさんの豚肉が並び、テトは終わったけれど今年の干支『豚』がブンタウの街中には溢れています
道端の露店には『スカルプDでやっと生えた!?それとも大五郎カット!?』
干支に関係なく、元々ベトナムは豚のキャラが多いのかも
豚以外にも『高知のべろべろの神様“おきゃく”』にそっくりなキャラも発見!
そして3月のブンタウは、花が綺麗に咲く時期でもあり海の色もキレイ