日本もお米の国だけれども、ベトナムはそれを上回るお米消費大国
ごはんとして食す他ライスペーパー・麺などをはじめ、数えきれないほどの米加工品が存在する点もベトナムの食文化の特徴の一つと言えるような気がします
その中でも代表的な南部米麺料理「フーティウ」vs 北部米麺料理「フォー」を朝ごはんとしてホーチミンのローカル食堂で食べ比べてみました
4区のフーティウ屋さん
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まずは南部ホーチミンなので、フーティウ屋さんから
Cầu Tân Thuận(タントゥアン橋)4区側の袂の3階建て水色のファサードが目印
オーダーしたお料理
着席すると自動的に登場
テーブルの上には卓調の他、食べた分だけ支払うシステムのバインミーもスタンバイしミートボールと一緒に食しても◎
Hủ tiếu thập cẩm
ものの数分もしないうちに着丼
ミックスだけあり、トッピングの種類が豊富で大きな海老も2尾入り
フーティウのクリアスープは甘みを感じるのが定番で、こちらの然り
豚皮揚げなども入り表面には若干脂も浮きます
合さる麺は、真っ白な細麺
米麺でもコシがあるのもフーティウの特徴
卓調の自家製サテ(ベトナム式ラー油)を加えると美味しさアップ!
お店の雰囲気
この日は日曜の朝で余裕がありましたが、平日は朝ごはんを求める客でごった返しこじんまりした店内なので相席必至
4区のフォー屋さん
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つづいては日本でもお馴染みのベトナム北部の麺料理「フォー」
上記のフーティウ屋さんから路地を100mほど進んだところにあります
Phở Lựa メニュー&営業時間
ハーブ & 卓調
着席後直ぐに登場したのが、クーラーボックスの中から籠へ詰め提供された鮮度抜群のハーブたち(タイバジル・リモノフィラ・ノコギリコリアンダー)
卓上のチャイン(ベトナムライム)やチリもフレッシュ
カスターセットにも清潔感があり、酢漬けニンニクやトッピングの牛肉につけるとおいしいソースなどが並びます
蓋付のものは、自家製サテ
オーダーしたお料理
生肉入り牛肉フォー
着丼後、直ぐにハーブを入れてしまったの図
チャインもギュッと絞って頂きます
スープは、若干甘さのある南部らしさを感じる味わい
麺も今まで食したフォーとは一線を画す麺肌と啜り心地でオリジナリティーあり!
トッピングの牛肉は柔らかジューシー
卓調の黒と赤のソースをミックスし美味しくいただきました
現在では全国で食べられているフォーですが、地域によって味は異なる様子。
北部はさっぱりとした味付けながら、しっかりとダシが効いている一方、南部は比較的甘いスープの味わいです。
お店の雰囲気
全体的に清潔感があり居心地の良い空間
上階は住まいのようでベトナムのお宅の様子が少し垣間見れます
周辺の様子
上記2軒の間に小さなローカル市場があり
そこのお豆腐屋さんが絶品!
熱々出来立ての白い豆腐や揚げ豆腐が美味なのは勿論
揚げた湯葉の食感や風味も◎
またお店の方も親切で気分良く買物ができるお豆腐屋さんでもあります