同じ札幌市でも中心部より少し離れた“月寒(つきさむ)”は、都会の喧騒や歓楽街の騒々しさはなく住宅街が広がる地域
江戸金寿し
そんな月寒の北野通り沿いに佇む一軒のお寿司屋へランチで伺いました
暖簾の向こうは本来自動扉ですが、コロナ禍の対策で空気の入れ替えの為に少し開けた状態をキープし、手動扉になっていました
江戸金寿し ランチメニュー
さて、座敷席へとの案内で畳の上に座りメニューを眺めます
昨今では稀な廻らない寿司屋のランチが¥650~!破格のプライスで食せるとは有り難い限りの価格設定
和やかでゆったりした非常に気持ちの良い接客対応の女将さんであろう女性スタッフがオーダーを取ってくれ、お寿司の到着を待ちます
その間にカウンター席へ目を向けると、2~3貫ずつ大将が握ったのをダイレクトにサーブされていました
私たちは座敷席なのでどんな状態でのサーブなのかワクワク
お得なランチ寿司 1.5人前 ¥950
程なくして”お待たせしました~”と朗らかな声でサーブされたお寿司は、品のある器に盛られ登場
どれから食べようかと目移りするほど多彩なネタが並びます
北海道らしいネタ【北寄・甘エビ・ホタテ・サーモン・蛸】に加え、マグロ・イカ・鯛(ソイかも?)・ヒラメ・〆鯖・玉子・とびっこ・かんぴょう巻
迷いますね、どれから食べようか!!
北海道らしいネタの一つ北寄貝は生ホッキ
道外出身の私は湯通しされたピンク色の北寄貝の方が見慣れ食べ慣れていましたが、札幌で生の北寄貝をよく口にするようになり
今では生の北寄貝の方が断然好み
貝類に山葵がよく効き鼻が爆発寸前でしたが、どのネタも文句なしの旨さ!
特筆すべき点として平目のお隣の〆鯖が猛烈に美味!そして、さすが寿司屋!と思える香り高い海苔の風味も印象的
酢控えめのもっちりしたシャリは量が他店よりも多く感じ、ただでさえ貫数が多いのですが更にボリューム感が増し
お腹がはち切れそうなほどに!
ランチ注文は甘エビの頭入りの味噌汁を1杯お代わりできる嬉しいサービス付き。頃合いを見計らい女将さんが声をかけてくれました
胡麻ドレッシングのサラダも寿司の味を邪魔せずナイス
ごちそうさまでした
『江戸金寿し』はコロナ対策を厳重にされていたのも印象的
まず入店時に消毒・30分以内の滞在制限の案内があり、磨かれた黒い座敷テーブルの卓上には客へのコロナ対策のお願いの案内もあり
座敷席は席間隔が充分取られている上に衝立が設置され、カウンター席は一蘭状態の衝立あり
7月に訪れた清田区の蕎麦屋さんもコロナ対策が厳重で、一概には言えませんが個人的な見解として
札幌中心部よりも少し離れた地域の方が対策はしっかり取られているお店が多いのかもしれないという印象を持ちました
さて、寿司ランチを満喫した後は、自転車を月寒東から走らせ一路
中島公園へ
ここ数日前から暖房を入れるようになる気温の時もしばしばあり、ひょっとしたら紅葉してる?と思い訪れてみると、エゾヤマザクラの木が赤く染まり揺れていました
昨年10月に来道した際の飛行機から見えた釧路の様子は、紅葉が終わり枯れているような寂し気な風景だったので
今年は北海道のどこかで黄色や赤に染まる紅葉を鑑賞してみたいと思う
今日この頃の札幌
江戸金寿し メニュー
ランチタイムは税込みですが、ディナータイムは税別
ご近所の方に愛されているお寿司屋さんというのが伝わる盛況ぶりでした!
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中島公園至近に所在する”素材を生かした料理・豊富な種類のアルコール類・痒い所に手が届くサービス・居心地の良い空間・手頃過ぎる価格”の『居酒屋 ともや』の北寄貝の価格以上の味わい!