タロイモは、イモ類の中で低カロリーとされており(サツマイモの半分)。その上、血糖値や血中コレステロール値を低下さる作用や高血圧・むくみ予防にも効果的。さらに、食物繊維が豊富!肝臓・腎臓・胃腸などの内臓の機能を高める作用もあると言われている芋の中では優秀な食材
ラグビーボールの様な大きさだと例えられる事が多いですが、本当に大きいです。タロイモ自体は食した事があり、里芋に似ていると言えばそうかもしれない味と食感。ただ、調理するのは初めて
タイの炊飯器に付属品でついていた蒸し器を使って蒸そう!と思ったけど、大きすぎて丸ごと入らず半分に切りました。真っ白で少し紫がかった斑点のタロイモはアイスクリームのよう。15分程蒸し粗熱を取った後輪切りにすると、皮の周りに少し火が入った程度で中央はまだ生の状態 ※蒸す事により、皮が剥きやすくなる
にんにくの薄切りをオリーブ油で揚げ焼きにし、にんにくチップを作り皿に取り→香りを移したオリーブ油を使い蒸したタロイモを並べ蓋をし蒸し焼きにします。断面の全体に焼き目が付く方がカリッとして旨し!火が通ったら、にんにくチップを戻し塩・クミンパウダー・オレガノで味付けをし、子供さんのおやつやビールのお供にぴったりな
タロイモのクミン炒め
の出来上がり。オーブンで焼くと手間がかからず楽かもしれませんね。この料理は、芋が好き過ぎるポテトボーイ(相方)の為にじゃがいもでよく作ります
相方と私の2人でタロイモ1個丸ごと使ったタロイモのクミン炒めを食べ尽す事は出来ず、何かにリメイクしようと思いついたのがインドネシア人の友人に教えてもらったじゃがいも料理Perkedel Kentangをタロイモで作ってみよう。Perkedel kentangは、インドネシアのコロッケという感じの料理で衣が卵白のみでヘルシー。癖のない味は老若男女問わず好まれると思います。じゃがいも(kentnag)ではなくタロイモ(talas)で作るので
Perkedel Talas レシピ
調理時間 約20分
【材料】 10個分
タロイモ 半個
にんにく 3かけ
ホムデン 5個(玉ねぎ1/4個で代用可)
分葱(好みで)
卵 1個
※タロイモの部分をじゃがいも(perkedel kentang)に代えても美味しい
調理のワンポイント
タロイモやじゃがいもを素揚げにするとカロリーが高くなると思われがちですが、最後に揚げる時に油の吸収が少なくなるので気になりません。素揚げ(揚げ焼き)ではなく、蒸したり茹でたりしただけでは卵白だけの衣で揚げると分裂してしまうので、必ず素揚げ又は揚げ焼きにしてから調理を進めてください
① タロイモ・にんにくも素揚げ(揚げ焼き)にし潰す ※めんどくさくなければ、にんにくは素揚げにせず塩小さじ1とコリアンダーシード小さじ1と共にクロック又はチョベッ(すり鉢で代用可)で潰し素揚げにしたタロイモに混ぜると尚旨し
② ホムデン(玉ねぎ)の素揚げを作り①に混ぜ
③ 卵を黄身と白身に分け、黄身のみ②へ。
④ 分葱の小口切りも③に加え、塩・胡椒で味をつけよく混ぜ合わせコロッケ種の状態にする
⑤ 好きな大きさに丸め
⑥ 取って置いた卵白にくぐらせ油で揚げる
※フライパンに1センチ程の油で揚げ焼きにしましたが、全く問題なし。(油を1度使ったら捨ててしまう為、揚げ物の時はいつもこの位の油で揚げ焼きにしてます)
ヘルシーな衣なしコロッケはビールのお供にもぴったり!タロイモで作ったのでじゃがいもより満腹感が大きく量がそんなに食べれないのもダイエットになって良いかもしれません(;´∀`)
今朝のハムエッグプレートにも添えてみました。タロイモは炭水化物の代わりにもなるので、その分、ごはんを控える事もでき腹もちも良いです。お弁当のおかずにもピッタリ!いつものじゃがいも料理で飽きたなと思うときは、ヘルシーなタロイモを使って料理してみるのもお勧め。日本だと手に入りにくい地域もあると思われるタロイモですが、里芋とほぼ味や食感・成分は変わらないので、里芋でチャレンジしてみてください