那覇・国際通りと打って変わり人通りがまばらで歩きやすいパラダイス通り
沖映通り薬局から国際通りへ、L字に続く細い裏通り。この通りの中心には、戦後「ニューパラダイス」という名前のダンスホールがあったことから、ニューパラダイス通りと呼ばれるようになった。現在も正式にはニューパラダイス通りだが、一般的にはパラダイス通りとよばれている。
この通りには数軒のカフェが点在し、その中で興味をそそられた台湾茶専門店
「流求」とは・・・
生まれ育った沖縄で、大好きな台湾と関わっていきたいという想いから
この『流求茶館』という名前をつけました。
店名のネーミングセンスからも人柄が伝わる様に
物腰柔らかな沖縄出身のオーナーが経営されている素敵なカフェ
店頭で見かけた茶器でいただく本場の台湾茶に惹かれ
ワクワクの入店
お茶メニューは、3タイプ(マグ・茶器・ポット)から好みの提供スタイルをセレクト可能
台湾茶の銘柄は◆密香緑茶(700円)を筆頭に7銘柄
ページをめくると◆東邦美人(700円)等、更にバリエーションが増えます
私自身台湾茶を試したのは1度のみ
美味しかった記憶は鮮明だけれども正直銘柄に関してはチンプンカンプン
でも心配無用で丁寧に説明してくださいました
◆手作りちんすこう(150円~)◆黒胡麻きなこケーキ(450円)等のスイーツ
◆ココナッツバタートースト(500円)等の軽食もあり
本場台湾の茶器セットでの提供を相方共々セレクト
台湾茶の代表格。クチナシの花のような香りを持つまろやかなお茶です。
密のような非常に香り高い台湾紅茶です。
淹れ方も1から教えてくださいました
まずは各々の茶器を温めます
下にお湯が流れるように作られている茶盤ならではの大胆に茶海(ちゃかい)から茶壺(ちゃふう)へお湯をぶっかける工程も楽しい
そして茶葉が丸まっている凍頂烏龍は高い位置からお湯を引くように注ぎ
砂時計で計り1分待機
その後、茶海に茶こしを置き茶壺をこれまた大胆に突っ込み
完成!!
でもまだ飲むまでには工程があり
茶海から聞香杯(もんこうはい)へお茶を移し茶杯で蓋をしたの図
これをひっくり返し茶杯にお茶を移し
聞香杯に残った香りを楽み
その後はじめてお茶をいただきます
丸まっていた凍頂烏龍の茶葉は1度淹れるとこんなに開き
まるで別物みたい
それでも2度3度
それ以上お湯を継ぎ足し淹れても鮮やかなグリーン色は持続
密香紅茶も同じく継ぎ足し頂いても透き通る琥珀色と香り高い風味
シンプルで素材の良さが伝わるお茶請けも台湾茶の風味を引き立てます
兎にも角にも大満足な那覇での昼下がり
珈琲でまったりするいつものカフェタイムとはちがう台湾茶で過ごすひと時
とても魅惑的でした
ごちそうさま
こじんまりした落ち着く空間に2名掛けテーブル席×2卓
カウンター4席・片側ベンチシート席×2卓
台湾茶をいただけるだけではなく
様々な銘柄の台湾茶葉の販売
ティーパックタイプもあり
更には本格的な茶器セットも並びます
次回は鹹豆漿(台湾の豆乳スープ)が付くランチをいただいた後に台湾茶を試す
欲張りコースを楽しんでみたいです
そうそう、この日のニューパラダイス通りにはペンタスがキレイに咲いていました