【那覇・首里】んむわかしー定食 & むじぬ汁定食 “富久屋(ふくや)”

かつては「琉球王国」と呼ばれ独自の文化を形成した沖縄

その歴史を今に伝える街・那覇北東部「首里」

首里 富久屋 ふくや

そんな趣深い首里の街の雰囲気とフィットする老舗の奥ゆかしい沖縄料理屋さんでランチをいただきました

富久屋 ふくや

沖縄 旅行記の地図332番

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首里 富久屋 ふくや

ランチ営業は午前11:30~。予約不可 ※ディナーのみ予約可能(4名以上など条件あり)

首里 富久屋 ふくや

かういう私も利用当日午前11時頃に予約の電話をしてしまい予約不可と知ったのですが、丁寧に対応して頂き

先着順との事でオープン10分前に到着

首里 富久屋 ふくや

素敵な玄関アプローチにうっとりし

つい歩を進め玄関辺りまで到達するとオープン時間までまだ5分ほどありましたが

どうぞと招きいれていただき1番乗り

首里 富久屋 ふくや

席へ着くとノスタルジックで風格のある湯呑に注がれた温かいさんぴん茶が届きました

富久屋 ランチメニュー

首里 富久屋 ふくや

いなむどぅち定食中味定食

沖縄そば定食ゆし豆腐定食など

文字だけでは想像し難い料理名ばかりですが、沖縄料理一色でどのメニューも魅力的。尚、料理写真やスタッフから簡単な料理説明もあり

んむわかしー定食

首里 富久屋 ふくや

身体が喜びそうなお料理の数々が並ぶお膳に目でも美味しさをキャッチ

首里 富久屋 ふくや

んむかわしーは汁物の料理名

首里 富久屋 ふくや

特有の色合いの紅芋をはじめ

三枚肉・赤身肉・島豆腐・ホウレン草などが入る鰹出汁が効いた味噌味の汁物

鮮やかな紅色が印象的な「紅芋」は、今や沖縄を代表する食物の一つ。琉球王国の時代から沖縄の暮らしを支え続け、現代では人気のお土産や加工品としてもおなじみ

引用:オリオンビール

なるほど!紅芋は琉球王国時代から沖縄で親しまれていたんですね

首里 富久屋 ふくや

副菜はかんぴょうやクーブ(昆布)などの炒め煮

首里 富久屋 ふくや

美しく結わえられた葱は塩梅の良い酢味噌添え

シャキシャキ食感もまた素晴らしい

かまぼこをネギで巻くだけでこんなにおいしい! 首里の郷土料理又吉さんちの「びらがら巻ち」

引用:calend-okinawa

このお料理!?

首里 富久屋 ふくや

そして沖縄ならではの食材「田芋」を使用したドゥル天

香ばしく揚がり表面カリッと中もっちり!

椎茸の風味や豚肉の食感も相成り至福の味わい

首里 富久屋 ふくや

大根・人参・きゅうりが添えられた口直しにぴったりのもずく

首里 富久屋 ふくや

炊き加減抜群の黒米ごはん

首里 富久屋 ふくや

さらに落花生の味が最大限に活かされた香り高くもちもちのジーマミー豆腐

最後にいただきましたが、おかずとして頂いても◎の逸品

むじぬ汁

首里 富久屋 ふくや

んむわかしー定食と副菜などは同様で、こちらもヘルシー感満点

首里 富久屋 ふくや

田芋の茎(ムジ)をはじめ

三枚肉・赤身肉・田芋・島豆腐が入る鰹出汁ベースの味噌味の汁物

首里 富久屋 ふくや

手前の四角いのが田芋

紅芋同様に田芋も栄養価が高いといわれる島野菜(沖縄伝統的農産物)であり、「ターンム・ターウム・ターム」などとも呼ばれ、沖縄のお菓子などにもその名称を見かけます

首里 富久屋 ふくや

そうそう、汁物の後半で左端のコーレーグースを少し垂らすと辛味と旨味がアップ

最後の1滴まで美味しくいただきました

店内の様子

首里 富久屋 ふくや

木の温もりが最大限に感じられるテーブル席×2卓

首里 富久屋 ふくや

風情ある畳の座敷席×4卓(座布団の他高座椅子もあり)

掘り炬燵席×1卓・1名席×1卓

幸運にもフライング入店で1番奥のお庭が眺められるテーブル席を利用させて頂けるというラッキー展開だった私たち。ですが本来人気店で営業開始時刻を廻るとすぐさま席は埋まり玄関の外には待ち客もできるほど。予約不可な点に留意し時間に余裕をもっての利用がお勧め

首里 富久屋 ふくや

どのお料理も品のある味わいでお店の雰囲気も素晴らしく

この上なく至高の首里ランチとなり価値ある時間が過ごせました

ごちそうさまでした

首里散歩

さてその後は

久しぶりの首里散策へレッツゴー


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