【博多・とんこつラーメン屋2軒】昭和の香り漂う “名代ラーメン亭” & 進化系 “いちむじん”

昨夏に博多で食した博多ラーメン屋の中で対照的に感じた2軒

まず1軒目は昔ながらの昭和の香りが漂う博多ラーメン屋

名代ラーメン亭 博多駅地下街店

九州【福岡】旅行記の地図の65番へ

博多駅よりも博多バスターミナル寄りの地下街に位置するカラフルな店構え

昭和46年博多駅地下街に名代ラーメン亭はデビュー。

なぜラーメンを選んだのか?

その理由は「因幡うどんが大繁盛していたから」

というわりと単純明快なものでした。

引用:名代ラーメン亭 

面白い発想ではじめられた模様で元々は果物屋さんだったとは!

博多ラーメンの他チャンポンも有名らしく

更に真夏だった事もあり冷やし中華のポスターも店頭に貼られていました

朝ラーギリギリの朝9時~営業されており、午前10時頃に訪れると待ちなしですが入れ替わり立ち替わり引っ切り無しの客入り

そしてカオス的にも感じる壁一面に貼られたメニューたちもプラスされ何とも賑やかな雰囲気

チャンポン ¥600

あっという間に着丼した私のオーダー

野菜たっぷりの具沢山!

様々な旨味が浸透した

ややこってりのスープ

そしてチャンポンらしい柔らかめの太麺

チャンポンというと長崎が思い付きますが博多でも馴染みがある様で博多ちゃんぽんというメニューを掲げる店も見かけました

ラーメン定食 ¥790

ラーメン

相方はラーメンに炒飯+餃子もついたセットをオーダー

豚骨ですが軽い口当たりで旨味を感じられるスープと、それに合わさる細麺の相性は抜群

そしてトッピングのチャーシューもしっかり味で柔らかくイイ感じ

永らく愛されるラーメンというのはこういう感じで食べ飽きない味が一番と思わせてくれるシンプルイズベストな一杯

チャーハン

油っぽくさは感じない香ばしい炒飯で

パラっと炒められた中にふっくらとした食感も残る絶妙な塩梅!

餃子

さすが老舗店!提供の順番もタイミングもバッチリ。その上これだけ食しても駅地下で800円もしないお財布に優しい価格

この場所で永く愛される理由が分かるような1軒でした

ただ、このご時世だけにやや難ありと感じた衛生面はマイナス点

そうそう、博多駅は想像よりも大きく

そしてその周辺の人の多さにも圧倒されっぱなしでした

博多 一成一代

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さてまた別の日。博多駅から1駅離れた東比恵駅から直ぐ!

バリバリの豚骨臭い一杯が食せるという口コミを見て訪れてみると生憎の臨時休業

急遽グーグルマップで近場を探し炎天下の中を1kmほど徒歩でてくてく

2軒目の進化系とんこつラーメン屋へ到着

いちむじん

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こんな場所にラーメン屋があるのかな?っていうような立地ですが店内へ入ってビックリ

大変な賑わいでカウンター席は満席、ラスト1卓のテーブル席へ滑り込みセーフ

直ぐに待ち客発生の大人気店でした

20名入るか入らないかのこじんまりした店内のテーブル席は

テーブル自体もこじんまり

更にたくさんの味変グッズが並ぶ卓上で尚テーブルが狭く感じられました

豚骨らぁめん全部入り ¥880

綺麗な盛りで登場した相方のオーダー

丁寧な仕事が伝わる臭みのない豚骨スープと啜り心地の良い博多麺ではあるのですが

全部のせはトッピングが盛りだくさん過ぎてアンバランス

厚みのあるチャーシューはハムのような食感で噛み切りづらいタイプ

さんまつけ麺 ¥850

私は久々に食べたくなったつけ麺をチョイス

一昔以前に東京で流行ったような味という印象

博多で豚骨ラーメンを食すならば

他所者はオーソドックスな博多ラーメンの方が満足度が高いかも!

なにはともあれ

上記の対照的な2軒を含め博多の豚骨ラーメン店はどの店も賑わいがあった記憶

なのですが、食べ歩くうちにどの店の味も同じに感じられ

結局マルタイの棒ラーメンで満足してしまうという

人の味覚は十人十色

不思議な事に札幌のラーメン屋は何軒巡っても飽きず、私の好みのラーメンは札幌の味だと知れた博多滞在でもありました