インドネシアのトランスジャカルタ(バス)便利さと問題点

現在はビザの延長のため片道1時間かけてトランスジャカルタというバス

(どれだけ乗り換えて乗っても35円)に乗ってイミグレに通っている。

一回で済むと思ったら大間違い、2週間のうちに4回ほど通わないといけない

(たぶん次回の4回目で出来てるはず・・・)

このバスの特徴は地下鉄とバスを足して2で割ったようなバスの連結が3つほど繋がってて、

前方の車両は女性専用。

車掌意外にドアの入り口に従業員がいてドアを手動で開け閉めなので治安の面でも安心。

他の種類のバスはミニバスやさらに小さなワゴンのアンコタという乗り物が

インドネシアで有名ですね!

こちらの乗り物の場合は本によってはジャカルタの場合、

集団で取り囲まれてバックを切り裂かれるので防ぎようがない

というような事も書かれていたのがあったのですが

トランスジャカルタの場合は最低限バックを手前にするなど、

現地の人が当たり前のようにしていることをすれば今のところ全然問題なかったです。

一番の特徴はバス専用レーンを使っていること。

日本と違って斜線だけで時間帯によって使い分け、

じゃなくて石の段でレーン(すでにぼろぼろの所もある)を作って

車やバイクが無理やり入り込めないようになっている。

たがジャカルタといえば渋滞・・・

毎日ニュースでやっていますが、石のレーンの中に入り込んだ車は罰金1万円

になりました。

トランスジャカルタに乗れば通勤ラッシュの時間を気をつけさえすれば

意外にも隣のレーンで車が渋滞してるのを尻目にスイスイ。

それでも入り込んでくる車は後を絶たない人の気持ちがわからなくもないが・・・

救急車もこのレーンを使うがない場合は渋滞で詰まってよけられないのか、

よけようとしないのかスムーズにいっていないようだ。

途切れがちなサイレンがむなしい。

これだけ大きな都市で地下鉄がないのが致命的なのかもしれない。

すでにベトナムのホーチミンでさえ2012年に着工している。

以前に建設し始めたのだが金がなくて頓挫したとの情報や、

イスラムの人の考え方もあってそう簡単にはいかないとかなんとか。

今日のニュースは軽自動車がバス専用レーンを突っ走っていたところ警察がいるのに気づき

慌てて車線変更したが、石のレーンでできた斜線を乗り越えられず故障。

結局トランスジャカルタが石のレーンを乗り越えて行かなければならない事態になって

また渋滞を引き起こす・・・。

そもそもこのインドネシア独自の専用レーンは必要なのかという議論もあるようで

賛否両論のようだ。これだけではない。

政府は混む時間帯は車に最低3人は乗っていなければいけないと規制をしたが

事業主が増えて車は減らない。

これを小遣い稼ぎにと赤ちゃんを抱いたお母さんがあちこちに登場。

運転手にとっても好都合だったようだがこれまた渋滞を引き起こす原因に。

このような、正規雇用ではないなんちゃって仕事もたくさんあって、

そこらじゅうで見かけるなんちゃって駐車係はコンビ二や車が出にくそうな

場所をうまく誘導してくれて運転手もしっかりチップを渡しているように、

しっかり生活に根付いています。

この記事の内容が役に立った、面白いと思った方はSNSで共有してね。