あんたがたどこさ 肥後さ 肥後どこさ 熊本さ 熊本どこさ 船場(せんば)さ。
船場山には狸がおってさ それを猟師が鉄砲で撃ってさ 煮てさ 焼いてさ 食ってさ それを木の葉でちょいと隠(かぶ)せ。
この有名な手毬詩。正式な曲名は「肥後手まり唄」
大人になって聞くと歌詞は謎も多く怖い感じですが、なにかの比喩の可能性があるらしい(諸説ありで作者不明)
この歌はなぜか北海道民の僕でも知っているのはなぜ??
子供の頃ならったのかな〜どこで覚えたのか覚えてない。
当時は手毬の代わりにドッジボールでやってたはず。
せっかくなので現地の熊本県でたぬき写真を撮ったので、メロディーと共にどうぞ。
♫♫♫
あんたがたどこさ
肥後さ
肥後どこさ
熊本さ
熊本どこさ
船場(せんば)さ
船場山には狸がおってさ
それを猟師が鉄砲で撃ってさ
煮てさ
焼いてさ
食ってさ
それを木の葉でちょいと隠(かぶ)せ。
知らなかったのですが、狸ではなく海老バージョンもあるらしく、その『あんたがさどこさ』もわりと知られているのだとか。
その昔『せんばやま』と呼ばれた近くの橋には、たしかに海老の像もあった。
せんばやまというぐらいだから山かと思えば普通に市電走ってる平地である。
それもそのはず一説には、熊本城付近の新町地区で城の堀が建設された際、堀を作ったときの土を盛り上げた土塁を「せんば山」と呼んでいたという。
予想外の発見が多かった火の国 熊本県。
せっかくなので海老バージョンも
エビと漁師・洗馬川
熊本に伝わる『あんたがたどこさ』には、「たぬき」が「エビ(海老)」となり、「船場山」が「洗馬川」「猟師」が「漁師」となっている歌詞も存在する。
洗馬川には えびさがおってさ
それを漁師が 網さでとってさ
煮てさ 食ってさ
うまかろさっさ
(うまさのさっさっさー)
洗馬川とは、熊本城周辺を流れる坪井川のこと。上流の厩橋(うまやばし)あたりには、かつて熊本藩の厩(うまや)が置かれていた。「えびさ」は「エビ(海老)」のこと。
・・・(省略)
こう考えると、「船場山には狸がおってさ」の部分は「仙波山」と歌詞を書き変えても話の筋が通ることになる。
歌詞の言葉遣いについても、熊本弁ではなく関東なまりに近いことから、『あんたがたどこさ』は関東発祥のわらべうたとする説も有力だ。