函館に隣接する“七飯町(ななえちょう)”は、雄大な自然に恵まれ酪農が盛んで日本初の西洋りんご栽培の地でもあるのだとか
そんな七飯町には、日本の道百選などに選定された約2kmにわたる赤松並木『赤松街道』も存在し
その街道沿いに揺れる“新そば”の幟
明治時代に建てられたという古民家は、趣のある外観
どんな味に出会えるのか!?ワクワクで暖簾をくぐります
外観だけではなく時代を感じられる調度品が並ぶ店内へは土足禁止
そして、玄関の片隅に一俵袋で並ぶ2021年産玄蕎麦「キタワセ」
北海道の蕎麦の産地といえば“幌加内”が有名ですが、道南西部“乙部”やニセコ連峰に囲まれた“蘭越”でも栽培されているのですね!
看板メニューであろう山形県発祥◆板そば(650円~)をはじめ◆辛味おろし(915円)などの冷たい蕎麦
温そばは◆かけそば(760円)~、その他◆天丼(990円)◆鳥めし(350円~)などのご飯物
デザート◆ダッタンそば茶のミルクプリン(350円)など
平日ランチ限定◆序葉久セット(1,080円)
・蕎麦・天ぷら盛り合わせ・名物 鳥めし・小鉢付きのお得なメニュー
ミニ蕎麦付き◆かつ丼(864円)、季節限定◆鴨だしなめこ蕎麦(1,270円)もラインナップに並びます
板そばと迷いましたが事前にチェックした口コミ情報で太めの田舎蕎麦だと知り
温そばからチョイス
湯気が立つ熱々状態での登場に食欲を掻き立てられます!
上品な味のかけつゆ
葱と一味を足し味にパンチを出してから再度いただきます
十割だという田舎蕎麦は温そばだからか蕎麦の風味が感じられず、やはり板そばがベターだったかもとも思いましたが
食べ応えは充分
そうそう、トッピングのかしわは軽く炙られた一手間ありで
丁寧に作られたのが伝わりました
こちらのお店は天然海老を使用されており、海老が大好物な相方は海老のメニューをオーダーするかと思いきや
にしんそばをチョイス
大ぶりで濃厚な旨味が詰まった鰊の甘露煮とかけつゆの融合が格別な味だったそう
古民家に似付かわしい広間の畳の上にちゃぶ台と座布団が置かれた席が印象的
特に窓際席は明るい光と共にゆっくりと蕎麦を啜れそう!
なのですが、正座が苦手なのでテーブル席を利用しました
廊下にも趣があり
扉の向こうにも客席あり!
手入れをしっかりされた清潔感のある店内は雰囲気満点なのは勿論のこと
スタッフの対応も好感度が高くリラックスした空間で食事が楽しめました
ごちそうさま
それはそうと、新千歳空港からウトナイ湖を経て少しだけ道内を旅し
辿り着いたのは
海の幸と異国情緒漂う街並みが楽しめる北海道第3の都市“函館”
それにしても函館は風が強い街ですね!