タイのビザ情報は流動的で特に去年から規制がかかって厳しくなったと言われていますので常に最新情報を調べる必要があります。
大事な情報にも関わらず在東京タイ王国大使館のビザの種類のページの情報は2009年で終わってますね・・・。
なのでこれからも変わり続けるであろうタイのビザの情報を一度新しく整理しようと思ました。
今回は一番使う人が多い観光ビザ、実は観光ビザにも何種類かあります。
※最後に2015年2月に新しく決定するかもしれない朗報付け加えました!
観光ビザとは観光を目的としたビザ。
シングル、ダブル、トリプルがあります。
今回はマレーシアで観光(ツーリストビザ)のシングルを取得してからタイに入りました。
日本でも取得可能。
ラオスなどでダブルまで取得できるらしいです。
シングル
タイ国内に60日滞在可能です。2か月ではないことに注意してください。
イミグレーションにてさらに延長手続きをする事により、
30日間延長滞在できます。これであわせて90日滞在可能となります。これも厳密に30日です。
今回はパタヤでシングル延長手続きしてみましたので、参考にどうぞ。
タイでツーリスト観光ビザ1か月延長してみた!2015年1月後半時点
ダブル(ダブルエントリー)
ダブルというのは長い期間続けてタイにいられるわけではありません。
タイに2度入国できるという事。一度はタイ国外に出る必要があります。
一度タイ国外に出て、再度入国する時にまた面倒なビザを申請しなくてもシングルを取った時と同じ許可が得られます。
ダブルの場合、特に延長申請しなければ60日+(出入国)+60日=120日ですが実は最大180日滞在可能です。
なぜ180日も可能になるかと言うとビザの延長が出来るからです。
その方法はダブルを取得した後、
初めてタイ入国してから60日間滞在期間の間にイミグレーションで延長手続きをする。
それによって30日間延長滞在できます。
つまり最初の入国から合計90日滞在可能となります。
その後がタイで長期滞在している人には有名なビザランです。
ビザランと言うのはタイ国内での滞在期限が切れる前に隣接国に出国。ビザを取得、またはビザ免除にてすぐにタイに再入国すること。
今回のダブルの場合はビザ免除で再入国に当てはまりますね!
そして再度入国した日から60日間滞在可能となります。
同じくまたイミグレーションで延長手続きをして30日間延長滞在できますので最大180日(約6ヶ月)滞在可能という仕組みです。
トリプル(トリプルエントリー)
トリプルビザは3回入国可のビザなんですが、なかなか出してくれるところがなくなったようです。
注意点
トリプルの有効期限が6ヶ月なので、有効期限の6ヶ月を過ぎる前に2回目の出入国をしなければ、期限切れになるため、日にちに気をつけてタイミングよく出入国しましょう。
ビザの有効期限も大事
ビザの有効期限は滞在日数とは異なります。
ビザの有効期限とは、ビザを使って入国が可能な期間のことで、ビザの申請日から数えます。
シングルの有効期限が3か月。ダブルとトリプルが6か月です。
たとえ使用していなくても有効期限が過ぎてしまったビザは無効となります。
滞在日数は入国日から数えて実際にタイに滞在できる期間のことで
期限後の場合にはノンビザの入国となり、陸路でも空路でも30日ということです。
2013年後半に陸路でもノービザで滞在可能日数が15日→30日に変わりました!!
有効期限の6ヶ月を過ぎる前に2回目の出入国を行う事でさらに60日滞在許可を得る事ができます。
さらに同じく延長手続きにより30日延長滞在可能ですので最大で
60日+延長30日+出入国(ビザラン)+60日+延長30日+二回目出入国(ビザラン)+60日+30日
ですね!
今年になって観光ビザに関してまたルールが変わるのではないかと噂されています。
ラオスで自分だけで観光ビザを取得された方の体験談などを見ると、こまかな移動、入国方法、入国税、交渉、長い列に並んだり、代行屋がたくさんやってきたり、どこで何をしていいのかわからなくなる苦労が普通にあるようですね。
僕も一度タイでいろいろあってラオス入国後すぐにラオス出国しなければならないという面白い体験をしましたが、苦労しました。
ビザ取得ツアーやビザランツアーなどをやっている会社はタイにたくさんあるので、時間を節約、楽に取りたい方はそちらを利用するのも手だと思います。
朗報です。
この二月半ばに新しくビザのルールが変わるかもしれない!またかよ(笑)いや、今回は良い方向に変わるかもしれない!
これはめちゃくちゃ便利で安い、お得なビザができるのでは!?
こちらで最新情報
内務省は、海外からの観光客をさらに呼び込むことを目的に、期間内に限って何度でも入国できるマルチ入国ビザの発行を検討している。ビザ料金は6カ月有効のものが2000バーツ、1年が3000バーツとなっている。来月には閣僚会議で承認され、早々に実施を予定している。
この背景には、観光スポーツ省が2015年度の観光による収入目標を2兆2000億バーツとしており、それを達成するために、海外からの観光客により便宜を図ることが狙いとなっている。また、タイ国政府観光庁では、経済が落ち込んでいるロシアからの観光客の減少をカバーするため、今年はバルト三国に対し積極的にタイ観光をプロモーションする計画をしている。
参照元
バンコク週報・内務省、観光客へのマルチ入国ビザを検討
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