砂嵐を超えてやっと到着した町。
新しい宿に行く前に、カフェで一休みしながら昼ごはん。
ところが宿が見つからない!
モロッコでは宿が見つからないってのは定番らしいんだけど、人に聞いて警察の人にもお世話になる事態に💦
特にメディナ(旧市街)の中は入り組んだ場所に宿があり、場所によっては看板もない場合があるんだとか。
海沿いの町ってことで、海の方に行ってみると、大きなテトラポット!
なんだか北海道の増毛を思い出す感じ。
アル・ジャディーダはモロッコの大西洋沿岸にある町。ポルトガル人が建設した歴史的な要塞都市で、町の特徴は、そのユニークなポルトガル風の建築と、モロッコの伝統が組み合わさった独特の雰囲気があるらしい。
でもヤシの木があるのは、大きな違い。
海沿いに合った要塞の大砲。
めっちゃレトロな車を発見!
観光客が少ないローカルな方まで歩いてくと、タジン鍋の露天もあった。
なんだあれ!?
電柱で靴干してるの?(笑)
映画マニアのこぶたさんによると、これは何かの合図である可能性があるんだって。
例えば麻薬とか?
ちなみにモロッコでは、大麻は合法らしい。
調べによると、イスラムの国で大麻が合法なのは、モロッコの他はレバノン。どちらも合法化したが医療目的に限られていて、娯楽目的での使用は違法。
モロッコは長い間、非合法ながらも大麻の主要生産国の一つであったらしい。
この要塞って北海道の五稜郭の形に似てない!?
五稜郭とマズガン要塞(アル・ジャディーダの一部)が似ている理由を調べてみた。
実はどちらも「星形要塞」という同じ構造を採用。
星形要塞は、攻撃や防御の戦術が進化するにつれてヨーロッパで発展した設計で、17世紀から18世紀にかけて特に人気があった。
この設計の特徴は、壁が星のような形をしていて、角が複数あること。これにより、防御者は要塞の壁に沿って進む敵に対して、交差射撃が可能になる。また、壁が互いに見えるように配置されているため、要塞のどの部分も他の部分から支援を受けられるようになっている。
五稜郭は、幕末に箱館奉行所(現在の北海道函館市)によって建設された日本で唯一の星形要塞。一方、マズガン要塞は、ポルトガル人によって建設され、ヨーロッパの要塞建築技術が取り入れられていた。
両者が似ているのは、同じ防御理論に基づいた設計を採用していたからで、その結果として類似した形状になった。ただし、五稜郭は日本の環境に合わせて独自にアレンジされた部分もあり。
要約
モロッコのエルジャディーダにあるポルトガルの要塞都市マザガンについての情報をまとめた
- マザガン(アル・ジャジーダ)のポルトガル都市は、2004年にユネスコの世界文化遺産リストに登録。
- この都市は、16世紀にポルトガルによって建造された要塞都市で、当時は「マサガン」と呼ばれていた。
- マザガンは200年以上にわたってモロッコ人による攻撃を受け続けたが、1769年に攻め落とされ、その後町の名前はマフドゥマに改名。
- マザガンのメディナ(旧市街)は、モロッコに最後まで残ったポルトガル要塞であり、現在では数百年前とほとんど変わらない風景が残っている。特に、ポルトガル人が建設した際に造られた地下貯水槽が有名で、最初は倉庫として使用されていたが、1542年に貯水槽に改造された
そんな前に建てられた要塞とは思えないほど、きれいな造りでした。
さて、夜ご飯。
モロッコは外でアルコールが飲める場所が限られてて、近場って事で決定!
特徴ある造りの歴史的建造物の中。
次の日の朝。
出発直前に雨が降ってきて、日本のダイソーで買った100円のごみ袋のような?使い捨て『ポンチョ』がやっと役に立た!
笑顔のオムレツ食べて出発!
ここに居た、とんでもなく田舎風な猫の顔が今でも忘れられません🐾
ん?
駅の中にもニャンコが
😺はっ
見つけられた!🐾
そしてモロッコのカサブランカに到着。
街も人も都会って感じ。
みんな忙しそうに歩いてます。
朝晩はちょっと寒いニャ。