【沖縄・野菜】長命草(サクナ・ボタンボウフウ)でチヂミ!スープとゆし豆腐にも◎

未知なる野菜に遭遇する率が高い沖縄でまた一つ初めて見る野菜に遭遇!

沖縄の青菜系の野菜は苦みや粘りが強すぎる物も多く敬遠しがちになっていたのですが

沖縄の青果売り場は目新しい野菜が一杯で眺めているだけでもワクワクが止まらず、好奇心に任せ色々試してみた結果 ヌメリや苦みの強い野菜にも遭遇...

「ぐしちゃんいい菜(カンダバー)」が意外と食しやすかったのでまたまた好奇心が湧き

長命草(サクナ)

こんなに沢山で100円!!有難い限りです

早速帰宅後にどんな野菜か調べてみると

沖縄の伝統的農産物のひとつで、沖縄方言で「サクナ」と呼ばれ、葉が牡丹の花に似ていることから和名では「ボタンボウフウ(牡丹防風)」。また、八重山地域では薬用としても珍重され「一株食べると一日長生きする」長寿につながる薬草として「長命草(チョーミーグサ)」とも言われています。

引用:株式会社まつの

野菜というよりは薬草!?

それはともかく茎の部分はかたく葉の部分だけを摘んで水洗いし

更に水に浸してアク抜き

というのも結構クセが強いと思えるゴワゴワした葉な上に放つ香りも強者なんです

長命草(サクナ)のチヂミ

何を作ろうかな?と迷いに迷いコウケンテツさんのにらチヂミのレシピのニラを長命草に変え長命草チヂミを作ってみました

まずは相方が一口パクっと。「これ、結構おいしいよ!」

それならばと私も試してみると、あれれ!!クセが強い曲者だと思わせて食感も香りも良く美味だなんて

しかも栄養豊富!!

フーロー豆とうりずん豆のチリソース炒め

この日は他にも沖縄の豆野菜2種を使いインドネシア料理「Tumis Kacang Panjang Pedas」風も作ってみました

うりずん豆とフーロー豆

うりずん豆(四角豆):昨今は日本各地の夏野菜コーナーでも遭遇率が高くほろ苦さとシャキシャキ感が心地良い豆野菜

フーロー豆(十六ささげ):タイやインドネシアでは生食可能ですが沖縄産のは青臭さがあり火を入れる方がベター

Tahu Tempe Goreng bumbu kuning

そしてこの日は長命草がNGだった場合の保険でテンペゴレン&トウフゴレンとサンバルも作っちゃいました

長命草入りスープ

翌日、もう少し長命草の味をダイレクトにとトウフとテンペゴレンを作る際に煮たスープを利用して作った野菜スープに加えてみると

チヂミよりも断然葉が柔らかくなり長命草(サクナ)特有の香りが心地良く◎

ゆし豆腐 長命草トッピング

更にはひょっとしたらとゆし豆腐にも加えたら絶妙にマッチ!

ガパオ炒め

長命草(サクナ)は例えるならば、ガパオの葉の様に良いアクセント

パクチー(コリアンダーリーフ)

スパイスカレーなどにトッピングしても美味なパクチーもクセがあり好みが二分ですよね

このような香味野菜が好みの方ならば、きっと長命草(サクナ)も好みなはず!

余談ですがパクチーの根は調理にも使用可

ガイヤーンのマリネ液やカオマンガイのソースなどタイ料理には欠かせない部分

沖縄の恵み糖。

さて東南アジアといえば辛い料理!

唐辛子を使用する辛い料理を作る際には砂糖をほんの少し加えるだけで相乗効果で旨味アップ

現在使用している沖縄県産サトウキビ使用の砂糖はサンゴカルシウム入り!旨味に加えカルシウムも摂取できるなんて!

パッケージ表記通り「何にでも合うやわらかな風味」で気に入っています

この記事の内容が役に立った、面白いと思った方はSNSで共有してね。