“札幌味噌ラーメン”・“喜多方ラーメン”と並び「日本三大ご当地ラーメン」の一つ“博多ラーメン”
白濁した濃厚な豚骨スープ+極細のストレート麺の豚骨ラーメンは、日本だけではなく海外でも知名度が高いラーメンですよね!
そんな博多ラーメンを博多で食べてみよう!と思い、博多駅から徒歩で15分ほどのラーメン店へ訪れてみました
ただ、博多ラーメンではなく“長浜ラーメン”ですが…
福岡の豚骨ラーメンは奥が深く、“博多”・”長浜”・”久留米”と3タイプに分類されるそうで
博多ラーメン、長浜ラーメン、久留米ラーメンって、結局何が違うの?
これらのラーメンの違いは明確に定義があるわけではありません。しかし、それぞれのルーツや歴史には、明確に違いがありました。
気になり調べ辿り着いたメシ通の記事に詳細が書かれていましたが、実際の所、個人的にはまだ理解できていないのが現状
それはさて置き、長浜御殿のメニューはというとお財布に優しいラーメン1杯490円~と破格のプライス!
そして、サイドメニューの“酢もつ(250円)・餃子(280円)・おでん(100円~)”にも惹かれます
※平日(11:00-14:00)限定のサービスランチ“ラーメン・おにぎりセット¥590/ラーメン・餃子セット¥690”もあり
さて、オーダー後、5分も待たずに湯気を上げながら熱々で着丼したラーメンは
葱とチャーシュートッピングのみのシンプルな丼顔
まずは、表面が軽く泡立つ茶濁色のスープを一口
暖簾をくぐる前に感じた強い豚骨臭からかなりこってりなのかな?と想像していましたが、クリーミィーで豚骨感も感じますが
くどさの無いあっさり系で優しい口当たり
このサラリとした感じが長浜ラーメンと覚えれば良い!?
続いて麺はというと、硬さをオーダー時にチョイスできるのですが、よく分かっていない初心者なので”普通”でオーダー
スープとの絡みが良く啜り心地抜群で、割と量は多めに感じました
トッピングのチャーシューは、薄切りの小ぶりですが3,4枚入ります
しっかりした歯応えがあり噛めば噛むほど味わい深い赤身で好みは分れるかもしれませんが、個人的には好きなタイプ
珍しくラーメン屋でご飯系をオーダーしなかった相方。体調不良かと思えば、替玉をオーダーしたかった模様
替玉の際も硬さはチョイスでき、茹で立て熱々を丼へ運んでくれます
一口サイズで食しやすく、パリッと焼けた表面の食感+餡の塩梅も良く◎。そして、タレ皿に添えられた赤色の柚子胡椒が良いアクセント
そして、この日はランチで訪れたのでビールは無しですが
ホーチミンのもんじゃ屋で食し気に入った”酢もつ”をメニューをみつけ、本場でも食してみたいと迷わずオーダー
酢もつにも餃子と同じ赤い柚子胡椒が添えられ、混ぜてからいただきます!
葱とポン酢・柚子胡椒と合わさるモツは、特有の臭みも無くあっさりとした味で食感も楽しめ
これは間違いなくビールが進む味!
博多の他のラーメン店では蓋もラップも無いまま卓上に置かれている店もある中、紅生姜にラップが張られていたのが好印象
その他、味変アイテムや餃子のタレに加え、ラーメンのタレも並びこれはいつ使うんだろう!?という疑問
全席禁煙の店内は、オープンキッチンの厨房の手前にカウンター席
4人掛け×2卓の小上がり席
テーブル席も完備
こじんまりした店内ですがゆとりのある間隔でのレイアウト
味が好みだったのは勿論ですが、ソツのない接客と昔からのラーメン屋という雰囲気がイイ感じで
これから博多でラーメンを食べ歩くのが楽しみになる1軒に初っ端から出会え悦
ミスマッチとも思えるラーメン+おでんの組合せですが博多では割と見かけ、次回試してみたいと思います
ごちそうさま
さて、『長浜御殿』を後にし、那珂川方面へ
博多は都会ですが大きな川が流れ、のんびりした雰囲気も感じれる街でもある様に思います
日本三大ご当地ラーメンの札幌味噌ラーメンと喜多方ラーメン
“純すみ系”ですが『彩未』の様にメディアに頻繁に登場する訳ではなく、立地的にもアクセス良好とは言い難いのですが繁盛店!
いわば”札幌ラーメンの隠れた名店”ではないかと感じる1軒
喜多方へ訪れた甲斐があったと思える感動的な1杯は、数年たった今でも鮮明に美味しさが記憶に残っています