うどん天国のうどん県高松でラーメンを食すのは、ラーメン天国札幌でうどんを試し惨敗した経験からすると
無謀!?と感じていたのですが..
ある日の高松散策で辿り着いた商店街
お昼には少し早い午前11時過ぎにも関わらずラーメン屋に10名以上の並び客!これはひょっとしてと淡い期待が生まれたのですが
並びの後続に接続し待つのは面倒に思い素通り
帰宅後に調べてみると朝ラーも可能な朝8時営業開始の讃岐ラーメン屋!
益々興味を持ち、後日中途半端な午前10時前に再訪してみると並びなしですんなり入店できました
店内へ入る前にガラス扉に貼られたメニューを眺めると
ラーメンは3種類のみ
● はまんど(平打麺):天婦羅うどんを彷彿させるラーメンという看板メニュー
● 中華そば(細麺):昔懐かしいラーメン
● 煮干そば(細麺):伊吹島いりこ100%のラーメン
真っ白なラーメン丼で登場した美人な丼顔の煮干そば
まずは、伊吹いりこ100%というスープから
“あっさりなのにコクがある”と説明書き通り、イリコ出汁をしっかり感じ繊細でありながらも奥行きのあるスープ
そして、塩分強めでパンチ力もあり
国産小麦の麺はというと
細麺ストレートでうどん県ならではのコシも感じられ啜り心地抜群
ラーメン屋のトッピングではお初の”油揚げ”
一般的な油揚げに比べ柔らかくふわふわ感が特徴的でイリコのスープをたっぷり吸った美味しい名脇役!
絶妙の半熟加減の味玉
綺麗なピンク色のチャーシューはレアかと思いきやハムっぽい食感と味
レアチャーシューならばこの程度の薄切りが丁度良いと感じますが、少々物足りなさを感じる厚み
ただ、全体的なボリュームを考えるとこの位の方がベター!?
反対にパッと見はこれといった特徴の無いメンマですが、食感と味付けの塩梅が良く存在感あり
その他綺麗に切り揃えられた葱・風味の良い海苔など総合的にバランスが取れ、丁寧に作られたのが伝わる一杯
相方の一杯は、鮮やかな朱色のラーメン丼で登場
“見た目には背脂が多めにも見えるが、食べてみると少しラードが入った塩ラーメンのようで意外に気にならずあっさり。
猫舌の僕でも丁度良いと感じる熱さのスープと中太麺も相性抜群。塩分が強めで二日酔いの時にも食べたくなるような味ではないかとも思う。
僕的に塩ベースの味にイリコの風味?をふわっと感じ、瀬戸内海の塩ラーメンと命名したい。” by相方談
メニュー同様にシンプルで、ラーメンコショーと一味のみ
厨房を囲むL字カウンターは10席ほどありましたが、数席飛ばした配置で席案内をされおりコロナ対策バッチリ
※混雑時の席案内が変わるのかは未確認
後方の壁沿いにはハンガー掛けの設置がある他、入店時に荷物入れボックスを席横に置いてくれるサービスもあり
厨房の様子が丸わかりな昔ながらのラーメン屋のカウンター席という風情が妙に落ち着くのですが、お店のキャパに対しスタッフが多すぎに感じるのが玉に瑕
何はともあれ、期待半分での利用でしたが期待以上の味に大満足
ごちそうさま
さて、『浜堂』を後にしうみまち商店街をぶらり散策
こちらのお店も11時過ぎには列ができていた人気店。新鮮なお魚料理が評判のようです
安価な価格でガッツリ食せると、こちらも人気店の模様
飲食店だけではなく理髪店『イケウチ』や整体『げんき堂 晴康院』なども軒を連ねていました
規模としては大きくはありませんが、昭和の香り漂うノスタルジックな雰囲気もする商店街
うみまち商店街とは
高松市中央卸売市場の関連商品売場棟・加工水産物棟の商店街です。
瀬戸内海の地魚、香川の青果が楽しめる飲食店をはじめ果物たっぷりのスイーツやこだわりのコーヒー店、韓国惣菜のお店や昔ながらの理容室、問屋専門店など個性豊かなお店が集まっています。
JR高松駅から西へ2km強と割と近く観光で訪れた方でも高松市レンタサイクル(6時間100円)というアイテムを利用すればすぐに辿り着けてしまいます
道中には、漁師町ならではの乗り物など興味深い風景にも遭遇
そして、高松一高い建物『シンボルタワー』を目印にすればJR高松駅へ戻るのは心配無用!
この日うみまち商店街から私たちは更に西を目指したのですが、自転車だとアップダウンがあり『イオンモール高松』が限界
復路も含め珍風景の遭遇率が高く充実した高松での一日になりました
営業時間/ 08:00-15:00
定休日/ 水曜日
一律¥780(税込)の3種類のラーメン+ごはん3サイズのみ。ラーメン丼が若干小さ目で着丼時は量が少ない様に感じましたが、食べ終わると丁度良い量でした
量が欲しい方は大盛もしくはご飯もオーダーされると良いかもしれません
オーダーは口頭・支払いは食後