鰹節の香りは、日本人に生まれて良かったとも感じる幸せの香り。そんな鰹節の香りが店内に広がる店が札幌・菊水に!
大熊商店
先月放映された”発見!タカトシランド”で紹介されており、興味を持ち訪れてみました
大熊商店 小売り商品
本業は札幌市内のそば屋に削り節や昆布などの卸しだそうですが、かつお節をはじめ宗田節・さば節・出汁昆布や煮干し等、“だし”に必要な商品を一般向けに小売り販売もされています
店内
店頭で既に鼻孔をくすぐる鰹節の香りが広がっており、店内に入ると“はぁ、良い香り”と思わず声に出して言いたくなる程の至福の香りが充満
購入の要領が分からず不安な入店でしたが、女性スタッフの丁寧な説明でスムーズにオーダー完了
節の削りをオーダー後に他の商品を眺めると、さすが蕎麦屋への卸が本業!厚岸産の根昆布をはじめ拘りの昆布が並んでいました
しかも1袋¥540と破格のプライス
本花削¥320/ 宗田削¥280/ サバ削¥200 (各100g)
あつば昆布 ¥500
※全て+外税
持ち帰る際から削り立ての3種の節から幸せの香りが漂い、帰宅後テーブルに並べると部屋にも幸せの香りが広がりました
宗田節
3種それぞれ色も香りも異なり
サバ節
そのまま試食してみると、噛めば噛むほどに旨味が溢れる深い味わい
かつお節
素人でもはっきりと分かる市販品の削り節との違い
これぞ本物!と感じる香りと味!!
ラーメンにトッピングすると追い鰹風になり、鰹節の風味と味わいとを両方楽しめ、いつものラーメンがワンランクアップ
豚汁の出汁に宗田節とあつば昆布を使用し、最後に本花削を一つ掴み入れると、あら不思議!いつも作る豚汁とは雲泥の差の味に変身
シンプルに食するのが一番分かりやすい焼き厚揚げにトッピング!
『大熊商店(菊水)』の本花削+『とうふの店 清水(山鼻)』の厚揚げ+『トモエ(苗穂)』の量り売り生醤油で最高のご馳走
スパイスカレーにもサバ節の出汁をプラスしてみました
あつば昆布を入れて炊いたご飯をアンパンマンの顔にして、昆布は副菜でいただきます
根昆布よりも出汁がよく取れると伺い購入した道産の『厚葉昆布(あつばこんぶ)』
確かに旨味が強い鍋だしに仕上がりました。そして、厚葉という名にふさわしい厚みがあり、出汁を取った後に食すと食べ応え満点と一挙両得
これからの時期に鍋の出汁に3種の節たちと大活躍しそうです
趣のある建物と鰹節の香りが漂う『大熊商店』。菊水方面へ出かけた際はお勧め!
さて、今日は今年の初雪が札幌の市街地で降りましたが、紫陽花も咲いている!
この花もどこか春っぽい花に見えませんか?
散策中に見つけた花を眺めながら、札幌では花の季節感を時々忘れそうになります
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『大熊商店』から500mほどの距離にあるフランス風の食堂
味も然ることながら、終始穏やかで和む雰囲気を醸し出されたスタッフの接客も心地良い店