【札幌・南4西16】純すみ系(村中系)・自家製麺 “らーめん庵(いおり)”

評判の良いラーメン屋が数えきれないほど点在する

『ラーメン天国・札幌』

そんな札幌で先日円山方面へ散策がてら出掛けた際に通りかかった道中

鼻孔をくすぐる香りが店先から漂うラーメン屋さんに遭遇し後日訪れてみました

雪が溶けたり凍ったりでぼこぼこツルツルの道を警戒しながら歩き

間もなくお目当ての店という道端には

“だれ?”と添えられた絵が雪に!

らーめん庵(いおり)

日本の北海道【札幌】旅行記の地図の61番へ

市電『西線6条駅』or『西15丁目駅』から徒歩約7分・地下鉄東西線『西18丁目駅』から徒歩約6分・さっぽろテレビ塔から西へ徒歩約30分(2.5km強)

お蕎麦屋さんのような外観のラーメン屋さん

店内

カウンターとテーブル席×2卓のこじんまりした店内は、TVがBGM

2名で訪れましたが4名掛けのテーブル席でも構わないとの案内でテーブル席に陣取ります

衝立で仕切られたテーブル席の反対側には待ち席が設けられ

並びができる日時もある模様

目の前で料理ができ上がる工程を拝見させていただくのも楽しみの一つのカウンター席ではありますが

残念ながら『らーめん庵』の厨房は奥

らーめん庵 メニュー

味噌ラーメン ¥830

着丼までは割と早く待つ事数分でサーブ

私はメニューの一番上を追加トッピングなしでオーダー

トッピングの配置・チャーシューの上の生姜・ラードが覆うスープなど丼顔が純すみ系を彷彿。後に調べると店主は『すみれ』で修行後に独立されたそう

純すみ系とは:1964年に札幌で創業したラーメン店『純連(すみれ)』をルーツに持つ、『純連(じゅんれん)』『すみれ』から派生したラーメンの系統。(別称:村中系)

すみれ 札幌中の島本店

15年程前に相方が札幌で暮らしていた頃に通っていたいう懐かしのラーメン屋へ行ってみようとなった先月のある日 札幌中心部から少し離れた豊...

生姜は『すみれ』のラーメンの特徴のひとつ

さて庵のスープはというと

豚骨ベースをラードが覆い非常に濃く塩分濃度が高めながらもコクのある味わい。コロンとした浅い丼ですが最後まで熱々スープなのも特徴的

他のお客さんがライスを共にオーダーされていたのですが、それがよく分かる味わい

麺肌にツルッと感もあるストレート寄りのちぢれ麺

自家製麺だそうで一口啜ると思わず顔がほころぶ啜り心地

シャキッと炒められたもやしに歯応えの良いメンマ

角切チャーシューは柔らかですが僅かに肉質も残した食感

もう1種のチャーシューは片面が炙られ柔らかで2種のチャーシューを一つの丼で楽しめます

辛味噌ラーメン ¥880

相方はというと、珍しく辛味噌を

味噌と辛味噌を並べると色の違いがはっきり分かり辛さがそこそこある様に思いましたが、そこまで辛さはなく味噌の風味も感じれます

私たちが訪れた際は混雑はなかったのですが

入り替わり立ち替わりで人気店の様子が伺えました

中心地からは若干離れますがスタッフの対応が丁寧で居心地抜群

ただ味が非常に濃く好みは分かれるかもしれません

『らーめん庵』至近にはセーラー服の★印がキュートな

北星学園女子高校の女子生徒や犬の散歩をする方も見掛け

コンビニには口周りに雪が付いたとってもかわいらしいワンちゃんにも遭遇

札幌味噌ラーメンと一言に言えど

老舗から純すみ系・進化系・創作系まで様々なラーメンが札幌には存在し

ついつい未訪の店へ足が向き気に入った一杯があってもなかなか再訪できずという…

たくさんのラーメン店が近くにあるというのは、嬉しい様な悲しい様な…と贅沢な悩み


札幌はラーメン店が非常に多く その上あの店もこの店も食べてみたい!と思う魅力的な店ばかり その反面、体重も気になるところ 吉山商店...

吉山商店 創成橋店

札幌味噌ラーメンの店。ゆとりのある店内と二条市場やテレビ塔からも徒歩圏内の立地で札幌へ観光に訪れた方にも魅力的

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