海外での値段交渉とお金を払う時の特に日本人が注意すべき点

東南アジアへ海外旅行!

物価が安いから食べまくり、遊びまくりだ~!と思って何も心の準備をしないで行くと
あなたは大変なことになりますよ∑(´・ω・|||)
日本とは全く違うと思っておいたほうがいい。ってのは良く聞いた決まり文句ですが
どこをどう注意したらいいのかまで書いてるサイトは無いんじゃないでしょうか。

東南アジアでは値段交渉してから乗る乗り物がある
日本人はこの点に関して苦労してるようです。
初心者に限らず旅行経験者も苦い思い出を各国で残してるようですね。
トラブルも後になってみれば思い出話、で済めばいいのですが、そうならない事もありますよ。
ベトナムは交渉が手ごわいって話で今は世界中で有名みたいですが
それはたまたま観光大国のタイがあるので比較対照に上がりやすいんじゃないかって思ってます。
観光大国のタイは初心者にちょうどいいなんて聞いたことがありますがタイでもけっこう注意する点があります。
今、ベトナムは観光地化が進んでて親切な店も意外に多いと感じます。
観光市場でも最初の言い値が少し高いだけで、相場を知ってればなんて事はない。
って事で今日あったケースを参考にちょっと例を出してみようかなって思いました。
僕は東南アジア以外は知らないのですが
少なくともこの心構えがあればどこ行っても安心かなと思います。
今回はシクロを例に出してます。
この例はすべての国で起こりえるもので応用できますので参考までに。
その道路を挟んで向え側にいつもシクロのおっちゃんがいるんですよ。
この三輪自転車の乗り物ですね。
シクロは昔は都市部でも市民の足と使われていたらしいですが、今は場所によっては観光客用に存在してる感じですね。
ベトナムだけじゃなくて東南アジア何カ国かに同じような乗り物があります。
いつもなら電柱の影でみんなでトランプして遊んでるのに・・・
今日はやけにやる気満々だったんです笑
声をかけるもほとんどの人は素通り。
このビーチリゾートニャチャンは観光客でたくさんなんですが、ロシア人が多いんです。
ハローと声をかけたり手をたたいたりして注意を引いてました。
そこへ女性二人組の若いアジア人が登場。
どうやら道に迷ったらしく地図を持って
よりによってシクロのおっちゃんに聞いてます!
これはレベル1ですね。
初級者レベルです。
乗る気もないのにタクシーやらシクロのおっちゃんに場所を聞くために話しかけるのはどうなんでしょう。
一度もまともな回答を得られずってのがオチです。
相手も商売なんですからわかってても教えるはずがない!
乗せたいに決まってますよね、やっとの思いで捕まえた観光客なんですから(しかも向こうから笑)
今までタバコ吸ってだらだらしてた、二人のおっちゃんの目つきが変ります。
キラーーーーン!
歩道の上に乗せてあった一台のシクロを道路の下へ下ろして下準備!
 
相手が乗ろうが乗るまいが準備が大切です。
わかってますね~~(さあどうなる)
アジア女性が地図を見せながらシクロおっちゃんがふむふむと。
その間にもう一人の白い帽子かぶったシクロのおっちゃんも下準備。
帽子をキュっと締めなおします。
(今日はやったるで~~!!)心の声を代弁
ちょうど2対2ですね。
おっとどうやら交渉に入ったようです。
おっちゃんが携帯を取り出し数字を打つ。
(さ~楽しくなってまいりました!)
いくらなのかわからないのが残念ですが数分後。
あーー!!
アジア女性が向こうへ行ってしまう!!
がそこはプロです。
物売りもそうですが相手の反応を見るのはお手の物。
シクロのおっちゃん追いかけます!
おーーっと追いついてまた数字を打つ!
(さ~どうなる)
交渉成立!!
いや~シクロのおっちゃんよかったね。
ってこれで終わりじゃないですよ!!
その後の展開想像できますか!?
レベル2
さあ、あなたは無事に目的地に着いたとします。
さっきの交渉の値段が『30』だったと仮定します。
ベトナムでは桁が多いため千の位を切り捨てて言うのが普通ですね。
たとえば30,000VNDの場合30サーティーです。
いや~迷ってたから良かったありがとうシクロのおっちゃん!とお金を渡そうとすると
あれ?ちょっと空港から着いたばっかりで細かいお金ないや。
おつり頂戴ね500,000VND !
 
    ↓
 
 
 
はい、終了!!!!
そんな大金の札を渡しておつりが出るはずがないでしょう!!笑
これは先進国入り目前のマレーシアとかでも断られますよ。
たとえばバスでこんな大金の札だせば拒否されます。
日本では細かいおつりなんて、どこ行っても出てきます。
これはすごい事ですよ。
今回の場合お札がないからと言われ結局、

なんだかんだしてるうちに高い額になってしまうのがオチです。
その辺でどっか店があるなら何か買ってお金をくずす方法もありますが店があるとも限らず、

得策とは言えません。

事前に両替屋で両替するならなるべく細かいお札でもらうこと。

コンビニなどのレシートが出るような場所で何か買っておいて小銭を増やしておかなければなりません。
レベル3
 
同じケースで無事目的地に着いたとします。
さあ小銭もばっちり準備してるし準備万端だぜーーー!
30,000VND渡します。
するとシクロのおっちゃんの反応がおかしい。
あなたは交渉の時にドンなのかドルなのか確認しましたか?
             ↓      ↓
            してかなった・・・・・・・
これもはい終了!!
なんと相手の言い分は30ドルだと言うんです!!
このケースはベトナムで結構多いですね。
同じく単位の多い国はインドネシアなので注意してくださいね。
ほんとこの単位の多さが厄介なんですよ!
僕もわからなくて危なかったケース何度かあります。
必ずどの札で何が買えるのか確認してください。
アジアで物を買う時は毎回毎回
心構えと事前準備は必須です!!
この場合はどうしましょうか
30,000VND約150円と
30ドル約3,000円じゃえらい違いですよ。
まず事前確認のドルかドンかをしてない時点でレベルがかなり上がっちゃいます。
もし相場を知ってればこのまま30,000VND渡して何とか振り切る事も可能でしょう。
しかし!!
もしわかってなくてどっちが相場なんだろうか!?!?なんて
考え込んでしまったら!!
長引きます。
その時点でシクロのおっちゃんの勝ちですね。それぐらいの値段なら、まあいいかと泣き寝入りになります^^
物の相場は必ず知っておくこと!!
もしわからなくて高いと感じたらそこから交渉するしかありません。でも基本的に交渉制の乗り物は事前に値段を決めて乗るのが普通です。
なのでこの場合は時すでに遅し。到着してから値段を下げるのは至難の業でしょう。くれぐれも値段も聞かずに乗る自殺行為はしないように。
僕はシクロみたいな物に乗ったことがありますが、なかなか風が気持ちよくてすがすがしいですよ^^
せっかく初めて見るもので観光するなら乗りたいってなると思います。
今回の例は各国のタクシー、物売り、でも起こりえる問題です。
これは観光客だからやられる事じゃなくて地元民でも当たり前のように日常的に注意してる事。
つまり観光客の注意が足りないので起きてる問題です。
せっかくの旅行を快適に楽しく過ごしましょう!