札幌ススキノの雑居ビルの中に夜な夜な行列が絶えないと噂に聞くラーメン店に興味がありつつも
夜のススキノへ出かける事は稀
いそのかづお 営業時間変更
期間：2021年1月16～2月15日 ※更に2月28日まで延長
営業時間：11:30～20:00
定休日：水曜日
それがついこの間、期間限定で昼営業されているとSNSで知りました
現在、すすきの地区は営業時間短縮要請中(午前5時～午後10時まで)で、本来は午後10時からの営業なので苦肉の策ですよね！？
とはいえ、深夜にススキノを徘徊する事が滅多にない私たちにとっては、またとないチャンス！
いそのかづお
この機会を逃すべからずと張り切って訪れてみました
それにしてもユニークな店名と暖簾！
インパクトのある眉毛の磯野カツオくんのパロディまであり、入店前から個性あふれるユニークな店構えに首ったけ！
さて、到着は営業開始時刻を少し回った頃の午前11時半過ぎ。既に店内は満席で並びの先客1名あり
近隣の店舗の営業の邪魔にならない様に並ぶ方向や場所など、しっかり明記あり
いそのかづお メニュー
並んでいる待ち時間に店頭にも貼られていたメニューをチェック！
“「札幌ブラック」以外人気がありません。”という文言など、いちいちユーモアがあり過ぎて待ち時間も楽しいひと時
店内
そうこうしている内に、サザエさんの磯野カツオにどこか似ている気もする風貌の店主から”2名さまどうぞ”と声がかかり店内へ
TVからのBGMが流れるカウンター6席のみの店内ですが、私の頭の中には “ほらほら～いつもの声がする～♪ サザエさんサザエさん♪”と
サザエさん一家の愉快なメロディが巡ります
白味噌 ￥800
(太麺・ニンニク入り)
さて、私がオーダーしたのは“一日でるか、出ないか… 人気の無いメニュー”の中から。そう書いてあると試してみたくなるのです
まずはスープ。札幌味噌ラーメンの特徴的な甘みは皆無で、かと言って”純すみ系”の様にラードがたっぷりではなく
どちらかというとあっさりタイプなのですが、しっかりと味噌のコクと出汁の旨味も感じられる骨太な味
スープに負けない主張のある日の出製麺(函館)の太麺と香りの良い葱
豚バラチャーシューは柔らかくホロっと崩れるのが見るからに分かり、濃い目の味付けでスープや麺に負けないインパクトあり
そして、チャーシュー同様に食べ応えのある木耳や食感の良いメンマ、炒め野菜も良いアクセントで人気の無いメニューというのは
ジョークと思われるバランスの良い一杯
卓上の味変アイテムもイチイチ可愛らしく、ついつい使ってみたくなります
“ガゴメさん”を少し足してみると、味に更に深みが増し昆布独特のとろみも加わりヒット！
その他、”えびちゃん”・”さかなくん”等追加し、自分好みにカスタマイズしつつ食すのも楽しい
札幌ブラック ￥850 中細麺
(黒醤油・ニンニク入り)
一方、相方はというと人気の札幌ブラック。見るからに濃厚な色合いですが意外や意外、食べてビックリの旨味が勝つ醤油味
その旨味たっぷりのスープが麺に絡み、口いっぱいに美味しいを広げてくれるのです
こってりの中にあっさりも同居し、ニンニクがたっぷり入る事でガッツリにも感じる七変化を感じられる一杯
“以前に櫻井ラーメンを試し、味はある程度分かっていたつもりも濃い醤油色を前にすると、しょっぱいのでは？という先入観を持ってしまう。けれども実際は、一口スープを口に含むとガツンとくる旨味に驚く。視覚と味覚のギャップが面白い醤油ラーメンでもある” by相方談
相方共々、好みの一杯で大満足！
元気良く、愛想良く、丁寧に一杯一杯作っている店主にも好感が持てました
遠まわしに自信がある一杯は札幌ブラックでお勧めですという事なのでしょうね！
とはいえ、味噌も美味しかったです
昼営業の期間に再訪問し、塩や辛味噌も試してみたくなりました
ごちそうさま
そうそう、卓上には無いですが紙エプロンをはじめ
おろし生姜・酢・柚子胡椒もあるようです
都会のオアシスといったような小さなラーメン屋
感染防止対策も実践されており、夜のススキノはと敬遠しがちな方でも昼間なら利用しやすいのではないかと思いました
ただし、ここは日本三大歓楽街のひとつ“すすきの”
第2・３旭観光ビル
パッと見は飲食店が入るビルだとは思わず、最初は通り過ごしてしまいました
そして、曲がって第3旭観光ビルの方面から入店 ※ビル内で繋がっています
『いそのかづお』が入るビルは、南5西5の信号が目印
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