【札幌・大通西8丁目】濃厚だけどラード控えめな純すみ(村中)系! “麺工房 千寿(せんじゅ)”

2021年2月の札幌・大通公園の風景

今年は昨年の同じ時期と比べると積雪量が少なく、ツルツルで歩き辛い路面の日が多い様に感じる札幌中心地ですが

大通公園は雪だるまが余裕で作れる程の雪が残っています

さて、そんな大通公園から程近く

らぁめん 千寿 (せんじゅ)

日本の北海道【札幌】旅行記の地図の277番へ

『ヤマダデンキ札幌本店』も目と鼻の先の雑居ビルのB1Fに評判の良い純すみ(村中)系の札幌ラーメン店あり

寒さがぶり返した先日、温まる一杯を求め訪れてみました

店内の様子

入店後、アルコール消毒を終えるとスタッフがお冷を置いてくれた席へ着席

コロナ禍で席数を減らし営業されており、厨房側にカウンター4席・メニュー表の下の壁側にカウンター2席・テーブル4人掛けに2席と計8席のみ

らぁめん 千寿 メニュー

非常にシンプルなメニュー構成で、口頭でのオーダー

味噌ではなく“味そ”と表記されている所がミソかもしれませんね!

味そ

そんな味噌味がやはり人気で先客2名・後客1名と共に

同ロットで作られ着丼した相方のオーダー

“バランスよく配合された旨味のある味噌味。山椒かな?独特のスパイスも感じられ、ラードも適量で熱すぎないのも良い。

『すみれ』ほど濃い味ではないのですんなりいつの間にか飲み干してしまいました。

同じく純すみ系『ふしみ』と味が似ているかも!?” by相方談

正油(しょうゆ)

私のオーダーは味ソの後に単体での調理で相方の着丼より少し遅れて登場

濃い醤油色に味玉・モヤシ・葱などのトッピングの色が非常に映えて食欲をそそる丼顔

洋食店での経験もお持ちだという店主が作られたスープをまずいただいてみると、それを物語るような複雑で深い奥行きのある味わいが口に広がります

そして艶っぽい醤油色に染まる黄色い縮れ麺

これまたスープが良く絡みぷりっとした弾力!これぞ札幌ラーメン!という香りと味も堪りません

更に大判のチャーシューは非常に柔らかく

かと言って折りたたんでも崩れない絶妙さ!

脂も程良く抜け適度な厚みもあり、チャーシュー麺にすれば良かったと思うほどの味

昨今では珍しいデフォでの味玉にも抜かりなく、スープに溶け出さない半熟加減で◎

その他メンマや葱の食感も良く総じて絶妙で非常に美味しい余韻が残りました

価値あるライス

先日訪れた『凡の風』の白飯も美味でしたが千寿のライスは相方曰く”今まで食べたラーメン屋の中で最高ランクに好みの粘りとツヤ!”と、大絶賛!

ラーメンのお供にオーダーする価値ある逸品

雑居ビルの地下というロケーションと味のある店構え

秘密の場所を見つけた気分にさせてくれるのもまた良いですね!

ごちそうさまでした

ビル内の様子

店頭にも貼り紙がありますが、現在お子様連れのお客様はNG

奥に『黒岩咖哩飯店』・手前に『カフェ飯 だえん』と、計3店舗からなる雑居ビルの地下飲食街

サラリーマンに人気だそうで、お昼時はこの狭い通路に並びができごった返すそう

幸い私たちが訪れた午前11時過ぎはまだまだ余裕がありました

札幌散歩

さて大満足の美味しいラーメンをいただいた後は

1年ぶり位かな?札幌市電に乗ってみました

というのも、車体が真っ赤なロッテガーナミルクチョコレート号だったから!

本当は路面に積雪のある時期に白の雪と赤の車体の風景を撮りたかったのですが

なかなか遭遇せず…

そして歩道橋を渡っていると

今度は反対方向からコカ・コーラ号!もっと早い時期だったらと悔やまれますが

連チャンで赤い車体に遭遇するなんてラッキー!

この夜は道産のニシンと平目の刺身を肴に、美味しい晩酌タイム

札幌に滞在できている醍醐味を昼から晩まで味わえ

良き日になりました!

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