調理が面倒だと思い気になりつつも青果コーナーを素通りした昨秋のある日。なのですが、やはり気になり過ぎて帰宅後に調べると旬は短いと知り
それならば買ってみたいと思うのが人間の心理
山ごぼう
その野菜はというと、面積の約8割を山林が占めるといわれる道南の厚沢部(あっさぶ)産の山ごぼう
平成元年から厚沢部町では山ごぼうが生産されるようになり、現在では全国トップクラスの生産量を誇り特産品でもあるそう
山ごぼうとは
山ゴボウは栽培したモリアザミの根の俗称です。
モリアザミは本州中南部に自生していますが、新芽、茎、根を食べることができます。
栽培した根は自然界のものよりも長く伸び、その形がゴボウに似ていることら「山ゴボウ」と呼んでいます。
さて、初めて調理する山ごぼう。楽天レシピを参考にさせていただきました
山ごぼうの醤油漬け
独特の香りとシャキシャキの食感が堪らないおつまみが作れ大満足
もっと作りたいと思うほど美味だったのですが、旬は本当に短く気付いたら青果コーナーから姿が消え…
今年の秋も札幌滞在ならば迷わず大人買いしたいです!
ヤーコン
続いて、山ごぼうと同時期に青果コーナーに並んでいたさつま芋に似ている野菜ヤーコン。産地はワインの街として知られる道東の池田町
同じ根菜でもじゃが芋やサツマイモと異なり、でんぷんをほぼ含まないのが特徴的なヤーコンはシャキシャキの食感で甘みもあり
切った後にすぐ水にさらすことでアク抜きと変色を抑え生でも食せると知り、梅肉と鰹節と醤油・酢・オリーブオイルで適当に作ったドレッシングと水菜も加えサラダにしてみました
相方は一見大根サラダだと思ったらしく、梨のような食感とさつま芋の様な甘さで食べてビックリ!
大根と勘違いした相方の発言からヒントを得て、その後は鍋の具材の大根代わりにしてみたりと色々試しましたが、どれも意外に美味しく食せ味覚の新発見ができました
山ごぼうやヤーコンが食卓に並んだ頃の札幌は、銀杏の黄色い絨毯が広がっていた時期
あられ?ヒョウ?雪ではない氷の塊が降った日もありました
そして、段々雪景色に変わって行き
雪で前が見えなくなるほどの降雪の日もあり
こんな日はキタキツネに出会えると知った中島公園
そんなこんなで時は過ぎ寒い日でも暑い日でもどんな日でも
オールマイティーなスパイスカレーを札幌でも作る日は多く
メインの他にスパイス料理の副菜と軽めの前菜プレートも用意し乾杯
スパイスカレー蕎麦
翌日、ご飯と共にも美味なスパイスカレーですが
蕎麦大好き相方が小躍りするかと思い、乾麺の蕎麦を茹でてスパイスカレー蕎麦にリメイクしてみました!
スパイスカレーからラーメンにリメイクする際は塩やナンプラーorヌクマム等の魚醤を使用しますが
スパイスカレー蕎麦には、そばつゆ(創味のつゆ)を足してみました。ミスマッチかと思えたのですが絶妙にマッチ
相方と2人分を作るはずがたいてい6人前ほどの量を一度に作ってしまうスパイスカレー
豚汁などと同様に材料任せで適当に作るのでいつも大量生産してしまい、リメイクのバリエーションを増やしたい様にも思いますが
やはりご飯と共にが最強!
それはさて置き、この日の別盛のカレー2種の1種はリメイクカレー。2人分を作るのは意外と難しくいつも我が家ではリメイク料理多し
放牧豚というネーミングに惹かれた行者にんにくウィンナーを酒屋で見つけ購入した時に作ったのポトフ
ウィンナーを美味しく食べた後に残った野菜とスープでスパイスカレーにリメイク!
スパイスは調合次第で何通りもの味ができあがり、どんな食材ともマッチする優れものでリメイク料理の神様でもあるかもしれません
元々は東南アジアで自炊する際に、カレーが食べたいけど日本のカレールーが高価で渋々作りはじめたスパイスカレーなのですが徐々にハマっていき
そして、日本のカレールーと原材料の面から比較しても、スパイスカレーは余計なものが入らず断然好みになったという
思い返せば、東南アジアで自炊した事は食の勉強にもなったようにも思います
それにしても今日は、吹雪の中に雷が光ったりと嵐のような天候
明日はこんな青空の日になれば良いなと願いつつの札幌から
自炊レポートを書いてみました