風がグンと冷たく感じ、豊平川河川敷の草木も秋の色付きがちらほら
河川敷の傍で暮らすのが初めてな私にとって、ランニングやサイクリング・スポーツを楽しむ方も多い緑豊かな風景は新鮮に感じます
さて河川敷を上がり白石方面を目指し走ると、珍風景大好きな相方がユニークな石像を見つけて立ち止った場所の反対側には趣のある家屋
十割そば ゆう賀
そして、更に2kmほど走るとお目当てのお蕎麦屋に到着
店主が発信されているsnsで9月9日から新そば(北海道沼田産)を提供されていると知り訪れてみました
4種類からチョイス可能な十割そば
つなぎは一切なしの蕎麦粉100%十割蕎麦を”4種類から選択可能” という点が興味をそそられた最大のポイント
おまけに盛りは”小盛・大盛・特盛・二色”から選択可能!
午前11:15~の営業時間に合わせ訪れ少し早めの到着でしたが、暖簾がかかったのが早かったのかな!?
入店すると既に8割の席は埋まっており後客も続々と来店で、あっという間に満席&待ち客ができるという人気ぶり
ハンガーフックの蓮華がユニークなインテリアでもある店内は、カウンター5席と小上がり席4卓・奥に小さな座敷席とこじんまりした空間
何といっても特徴的なのは、雰囲気は居酒屋風ですが流れるBGMはクラシック音楽のアンバランスさ
かしわごぼう天せいろ(二色) ¥1,400
さて、私のオーダー
4種類の蕎麦から選択できる二色(合盛り)のかしわせいろにごぼう天付き
冷たい蕎麦つゆが1口分付き、もり蕎麦でも楽しめるという嬉しいサービス付き
①番 田舎太打ち
4種の中からチョイスした2種の十割そばの1種目は、むっちりと食べ応えのある黒い田舎太打ち
蕎麦の風味も味わえ卓上の塩のみで食しても美味
③番 更科
2種目は色も太さも田舎太打ちとは正反対の真っ白な更科。引っ付きやすい為に氷がのっています
冷たい蕎麦つゆだとコシが強すぎ、例えると糸コンの様で少々違和感あり
一方かしわの旨味脂がたっぷり浮いた温かいつけ汁につけ啜ると、風味が弱い更科なのでかしわの味をも充分楽しめ
蕎麦の歯ごたえも塩梅よくなり一石二鳥
具材のかしわもこれでもかってほどに入りボリューム満点
かぼちゃ天が上に一つ付くごぼう天も量がありサービス満点
鴨せいろ(二色) ¥1,600
道外の蕎麦屋だと必ず鴨系のオーダーをしている相方ですが、札幌では久しぶりの鴨せいろをオーダー
かしわせいろ同様に鴨もたっぷり入っていました
④番 細切り(田舎と更科の中間で万人向け)/ ②番 田舎細打ち
蕎麦は私と異なる2種をオーダーし、2人で4種を全てコンプリート
4種共にすべてが十割そばで、十割そばと一言に言えども4種4様の啜り心地と味わいがありそして味の好みは十人十色
シェアしながら楽しみました
〆は白濁したとろみのある蕎麦湯
蕎麦粉をブレンドされているそうで飲み応えあり
店内満席状態でしたが私たちより一足先に席を立たれた隣の席をパシャリ。小上がりは掘り炬燵で足の痺れの心配無用
そうそう、会計時にレジカウンター下にそば茶が見え購入
店主が厳選した契約農家から蕎麦を仕入れているとの説明書きが卓上にあり、きっと沼田産のだと思い込みで購入
伺わなかったので実際の産地は不明ですが…
地元民に愛されるお蕎麦屋のように見受けられた『十割そば ゆう賀』
札幌の中心部からは離れますが店主の蕎麦への拘りが伝わる味を堪能でき
訪れてみる価値はあるかもしれません
十割そば ゆう賀 メニュー
メニューはせいろの一部分のみですが、品数は非常に多し(丼物のセットなどもあり)
その他蕎麦前も揃い日本全国の銘柄酒が1合瓶の飲みきりサイズというのも魅力的
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