マレーシアのスイーツは多民族国家らしいバラエティーに富むラインナップで、胃袋が後3つあればもっと試せるのにと思うほど
そんな魅惑的なスイーツの中から
今回はクアラルンプールで見つけた色鮮やかなマレーシア伝統菓子
ニョニャクエ 16選
ニョニャクエ (ローカル市場)
どこのローカル市場にも大抵ある
こんな感じのお菓子屋さんで購入したニョニャクエたち8種
まずはこの盛り合わせから
カラフルな層でココナッツミルクが効き寒天のような弾力が特徴的な米粉プリン。もう1つの縞々タイプは小豆入り「kuih lapis kacnahg merah」
ニョニャクエは購入したその日の内が賞味期限だと思うのですが、ギリギリセーフな場合もあり
翌日の朝ごはんでフルーツと共にいただいてみたの図
手前:Kuih talam(クエ・タラム)は、白い部分にココナッツミルクがよく効くかと思えば塩味が勝った不思議なお菓子
奥:Kuih Sago Lapis(クエ・サゴ)は、ぱっと見はおはぎのようですがタピオカシードが原料なのだとか
同日に購入した別タイプのスイーツ
ちょっと甘めでしたが、子供さんから年配の方まで老若男女に好まれそうな味
続いては、どれもパンダンリーフで色付けされた天然着色の緑のニョニャクエ3種
米粉・卵・砂糖・パンダンリーフなどを使用したクレープ生地に、ココナッツ果肉・グラマラッカなどの具材を巻き込んだお菓子
甘さ控えめな上にココナッツの食感も◎でハマる味
個人的にこのニョニャクエがNo.1
また別の日にも購入しバナナリーフを広げてみたの図
もち米から作られるそうで食感は強いて例えるなら日本の三色団子。フィリングはココナッツとグラマラッカ(椰子砂糖)のコンビ
ペナン島で試したニョニャクエも、Kuih Kociが1番のお気に入り
マラッカ発祥
相方に醤油をかけて食べたの?と聞くと、中身に入っていた物だと
調べてみると、中身はGula Melaka(グラマラッカ/椰子黒糖)
ニョニャクエ (Nyonya Colors)
クアラルンプール及び近郊のSCを中心に10店舗前後展開するニョニャクエ屋さん(軽食も提供されています)で購入したver.
葉で包まれた4種
上記のKuih Kociの仲間
黒もち米を使用されている点がポイント!
カボチャ版を選んだのですが、ココナッツミルク風味が強すぎてノックアウト!
ある意味印象的な味
麻紐でリボン状に結ばれているのも特徴の一つ
バナナとココナッツを潰しバナナリーフで包み蒸したお菓子で素朴な味
お菓子だと構えてバナナリーフを開くと、モチモチの甘じょっぱいご飯+ピリ辛サンバルのコンビで想像の斜め上を行く味
また別の日に購入した4種
そこの部分は、蝶豆の花(Bunga kacang rama-rama)で色づけられた天然着色
ココナッツとグラマラッカのフィリングがたっぷり詰まっています
相方はおつまみになると思い出汁巻玉子に添えてみるも、不思議な味でアウェイ感あり
さつま芋と小麦を捏ねた生地に、海老・挽いた唐辛子・数種のスパイス・レモングラス・香味野菜などのフィリング
16種の中で1番ユニークな味
手前:見た目通り、バームクーヘンに似通ったお菓子
奥:鮮やかな色合いは紫山芋由来。ローカル市場のクエ・タラムよりもココナッツミルク風味が強め