狙った訳ではないのですが、3連続啄木コースになった函館でのある日
函館の蕎麦屋さんの店頭でたまに見かけるこの看板。気になり調べてみると
函館市内のそば店有志でつくる「函館そばや友の会」
同会は2004年2月に、安価でおいしく、市民に愛されるそばを提供しようと発足した。
参加店は次の通り。
やたら家本店(湯川町)いがらし(柏木町)東京庵支店(本通)東京庵本店(末広町)ふでむら(神山)長寿庵(亀田港町)長寿庵本店(中島町)かしわ屋(若松町)丸京(豊川町)。
老舗の蕎麦屋が多い函館ならではですね!
そして時折見かける緑地に白でそばと書かれた暖簾も函館でしか見た事がないような?
間口から想像するよりも席数は多く、奥に懐かしさいっぱいになる●小上がり席×3卓
●カウンター4席●4名掛けテーブル席×4卓
私のオーダー
以前『かしわ屋(若松町)』さんで試しその味が気に入った事も手伝いセレクト
こちらのお店のイカ天はたまたま?揚げ置きで熱々ではなかったのは残念ですが分厚く食べやすいサイズ
そして、ぶっかけタイプで甘めの濃いそばつゆがたっぷりと注がれた状態での提供でした
蕎麦はというと細めで啜り心地が良く、他店よりも長さがあり量も多め!
珍しいメニュー好きの相方は迷わずこちらをオーダー
写真付きメニューでは天ざるっぽいと確認できたのですが、その天ぷら種が食べてビックリ!カニカマではなく本物のカニ身の天ぷら+大ぶりのとろっとろの茄子天でご満悦の様子でした
それにしてもなぜ啄木そばなのか?聞きそびれた事が心残り
※蕎麦湯は先客を見習い声がけでいただきました
函館ベイエリアから直ぐだけども裏通りの立地
常連さんが多い様でひっきりなしの来客でしたが、皆さん黙食を守られており落ち着いて食すことができました
少し入りづらい雰囲気がしましたが、一見でも利用しやすかったのも印象的
ごちそうさま
さて、この日は天気が良く散策日和だったのですが風が強いのがネック
西の果ての海の見えるカフェを目指す予定でしたが、変更し大森浜へ
こちら側の方が風があっても温かく感じる気がするんです
なぜだろう?
潮風を感じ波の音を聞きながら歩いていたら、あっという間に『かつきち』の前の浜
誰かが海へ落としたのかな?
カモメ?ウミネコ?
一瞬で飛び立ち、ちょっと傾いた図になってしまいました
この浜では遊泳禁止の模様
穏やかに見えますが、そうではないんですね
そうこうしている内に、この日2度目の啄木に遭遇
石川啄木像の後方の函館山は象に見えませんか?
啄木小公園で啄木像そっちのけで函館山のゾウに見える風景にほっこり
そして更に進むと北海道を代用する銘菓『六花亭』
喫茶室併設でちょっと一休みと思い立ち寄ってみました
ところが、後続に接続する気には到底なれないほど並びができていて断念
喫茶室の大きな窓からは津軽海峡を一望でき、まったりした時間が過ごせるに間違いなしなんですけどね
周辺は浜の方まで整備されていたのも印象的
さて、その後もてくてく歩くとこの日3度目の啄木に遭遇
啄木亭と飛行機雲のコラボ!
道出身の相方曰く「子供の頃に啄木亭はCMでよく見たんだけど、ホテル名の意味が函館に来てやっと分かったよ~」
石川啄木由来という事をずっと知らなかった模様
確かに私自身も来函し石川啄木が函館にゆかりがあると知った次第
歌人・石川啄木。その短く幸薄い生涯のなかで、数少ない幸福感と充実感に包まれていた時期は、じつは函館にいた4か月間であった。
こんなに町中に啄木が溢れているので函館出身かと思えば岩手出身。更に函館にはたったの4ヵ月の滞在だった事も驚き
関連記事