【札幌・菊水】削り立ての鰹節・出汁昆布・煮干しなどの小売り”大熊商店”

鰹節の香りは、日本人に生まれて良かったとも感じる幸せの香り。そんな鰹節の香りが店内に広がる店が札幌・菊水に!

大熊商店

日本の北海道【札幌】旅行記の地図の217番へ

先月放映された”発見!タカトシランド”で紹介されており、興味を持ち訪れてみました

大熊商店 小売り商品

本業は札幌市内のそば屋に削り節や昆布などの卸しだそうですが、かつお節をはじめ宗田節・さば節・出汁昆布や煮干し等、“だし”に必要な商品を一般向けに小売り販売もされています

店内

店頭で既に鼻孔をくすぐる鰹節の香りが広がっており、店内に入ると“はぁ、良い香り”と思わず声に出して言いたくなる程の至福の香りが充満

購入の要領が分からず不安な入店でしたが、女性スタッフの丁寧な説明でスムーズにオーダー完了

節の削りをオーダー後に他の商品を眺めると、さすが蕎麦屋への卸が本業!厚岸産の根昆布をはじめ拘りの昆布が並んでいました

しかも1袋¥540と破格のプライス

本花削¥320/ 宗田削¥280/ サバ削¥200 (各100g)

あつば昆布 ¥500

※全て+外税

持ち帰る際から削り立ての3種の節から幸せの香りが漂い、帰宅後テーブルに並べると部屋にも幸せの香りが広がりました

宗田節

3種それぞれ色も香りも異なり

サバ節

そのまま試食してみると、噛めば噛むほどに旨味が溢れる深い味わい

かつお節

素人でもはっきりと分かる市販品の削り節との違い

これぞ本物!と感じる香りと味!!

ラーメンにトッピングすると追い鰹風になり、鰹節の風味と味わいとを両方楽しめ、いつものラーメンがワンランクアップ

豚汁の出汁に宗田節とあつば昆布を使用し、最後に本花削を一つ掴み入れると、あら不思議!いつも作る豚汁とは雲泥の差の味に変身

シンプルに食するのが一番分かりやすい焼き厚揚げにトッピング!

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『大熊商店(菊水)』の本花削+『とうふの店 清水(山鼻)』の厚揚げ+『トモエ(苗穂)』の量り売り生醤油で最高のご馳走

スパイスカレーにもサバ節の出汁をプラスしてみました

あつば昆布を入れて炊いたご飯をアンパンマンの顔にして、昆布は副菜でいただきます

根昆布よりも出汁がよく取れると伺い購入した道産の『厚葉昆布(あつばこんぶ)』

確かに旨味が強い鍋だしに仕上がりました。そして、厚葉という名にふさわしい厚みがあり、出汁を取った後に食すと食べ応え満点と一挙両得

これからの時期に鍋の出汁に3種の節たちと大活躍しそうです

趣のある建物と鰹節の香りが漂う『大熊商店』。菊水方面へ出かけた際はお勧め!

さて、今日は今年の初雪が札幌の市街地で降りましたが、紫陽花も咲いている!

この花もどこか春っぽい花に見えませんか?

散策中に見つけた花を眺めながら、札幌では花の季節感を時々忘れそうになります


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