【北海道・増毛】趣のある街並み & 素朴で味わい深いパン屋 “SKANPIN(スカンピン)”

レストハウス雄冬(おふゆ)でのランチ後、海岸線沿いを車で走ること約20km かもめのマーシーくん  増毛町マスコットキャラクタ...

日本最北の酒蔵“國稀”と鰊船などが展示されている“千石蔵”を見学後、至近に趣のある石造の建物が見え

時間が押しており気になるところではありますが、増毛町をもう少しだけ散策

旧商家丸一本間家

日本の北海道【札幌】旅行記の地図の182番へ

國稀酒造の創業者でもある“豪商・本間泰蔵”が、事業の展開と共に家屋も増築したという当時の増毛町の繁栄を今に伝える

国指定の重要文化財

さすが豪商!!延べ床面積は1,300㎡だそう

豪華絢爛だろう建物の内部は見学可能なのですが、如何せん時間がなく今回は断念 ※見学料:大人¥400

隣の建物も重厚な倉庫で、ここもひょっとしたら本間家!?

来道当初から増毛へ訪れてみたいと恋焦がれていた割に調べが甘く、全くわかっていません…

さて、この通り(増毛駅前ふるさと歴史通り)は歩いているだけで増毛の繁栄期にタイムスリップした気分に浸れます

右から書かれた文字に時代を感じる建物は、現在は一人旅での宿泊に便利なドミトリー完備の宿で活躍中

JR留萌本線 増毛駅跡

日本の北海道【札幌】旅行記の地図の183番へ

更に進むと、駅跡が!

修復されたのか非常に綺麗な建物

2016年12月5日、留萌駅~増毛駅間の廃線に伴い廃駅に

旧富田屋旅館

日本の北海道【札幌】旅行記の地図の184番へ

旧増毛駅前には、これまた味のある旅館が!

1933(昭和8)年に建築されたそうで、鰊が豊漁で景気が良かった時代に大勢の宿泊客が利用されたそうです

内部見学は不可ですが風情のある木造りの建物は、増毛町が管理・保存・修復をされているのだとか

さて、増毛駅からふるさと歴史通りを國稀酒造方向へ戻ります

再訪した際には、ゆっくり見学してみたい丸一本間家

そして、老舗の志満川食堂のラーメンも啜ってみたい!

國稀酒造前を通り越し、増毛町での最後のお目当ての店へ向かいます

除雪中の増毛町の和むマスコットキャラかもめのマーシーくん(流雪溝設置区間の標識)を通り過ぎ

以前は商店街だったのかな?という通りを横目に

5分ほどで到着したのは、外観は何屋だろうというお店

SKANPIN スカンピン

日本の北海道【札幌】旅行記の地図の185番へ

妖怪人間ベムを彷彿する看板とは裏腹にパン屋なのです

店頭に置かれたオブジェもいちいち可愛らしく、どんなパンに出会えるのかワクワク

実は國稀の酒粕を使用したパンを製造販売されていると随分前に知り訪れたのですが、私の記憶違いで毎日ではなく土日や特別な日だけ焼かれると伺いました

この日は生憎の平日で、國稀の酒粕パンは幻と終わってしまいましたが

素朴で味わい深そうなパンがショーケースに並び

くるみパン/ フランス食パン 各¥220

食事パンにもなりそうな2点を購入

店頭のオブジェだけではなく店内のインテリアも目を引き、増毛らしいノスタルジックな空間でもありました

マシケノススメ

“古き良き町並み 海の幸・山の幸問屋 増毛町”

と表紙に書かれた國稀酒造でいただいた増毛町の観光マップに見所がたくさん掲載されており

私たちが散策したのは、ほんの僅かな箇所で時間があればもっともっと散策したかったです!

名残惜しいですが増毛港を最後に眺めながら先へ進みます

港沿いをぐるりと走り

坂を上がるとR231号=オロロンライン

1時間ほどの滞在では時間が足りなさ過ぎた増毛町。この町に興味を持った時からゆっくり散策しようと1泊旅行を計画していたのですが

如何せんコロナ…

個人的には宿泊旅行はまだ先にしようと考えており、日帰りになので致し方なし

作り手の心が伝わる滋味深い味わいのスカンピンのパンに鰊の切込みがマッチし、國稀で購入した旨し酒も進み

日帰りで結果オーライ!?

シンプルなフランス食パンは、もっちり感もありゆったり気分の朝食にピッタリ

くるみパンはそのままでも勿論美味ですが、軽くトーストして

パスタに添えても大ヒット!増毛産のりんごも美味過ぎてもっと購入したく

またすぐに行きたくなるほど虜になる北海道の町

『増毛(ましけ)』

つづく

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