那覇市と豊見城市を繋ぐ
下を流れる国場川を眺めながら歩くと、橋の中央からも赤の外観が確認できる沖縄そば屋を目指します
赤が印象的な外観で店頭にはベンチの待ち席が設けられています
10名強で満席になるこじんまりとした店内ではご近所さん同士だろう先客の会話が聞こえ、壁には沖縄版50音表が貼られていたりなど
地域に根付いた沖縄そば屋という印象
スープの味は2種(カツオ味と塩味)からチョイス可能。そして、全てのそばにジューシーが付く太っ腹なサービスもあり
BGMの地元ラジオを聞きながら着丼を待つと、あっという間に着丼
歯応えの残るしっかりした麺に、あっさりすっきりしたスープが合さります
三枚肉と軟骨ソーキのトッピングのとよみそば
軟骨ソーキはとろっとろになる一歩手前の状態で、ほんのわずかコリっとした食感が残る絶妙さで新しい味を知れました
豚皮のぷちっと感が残る三枚肉も絶妙な加減で、軟骨ソーキ同様に煮すぎてもこの食感が出せないであろう凄い技!
沖縄そばの味を邪魔せずそれでいて存在感のある塩梅良い味付けというのも素晴らしい
薄味のシンプル具材で硬めの炊き加減は好みが分かれるかもしれませんが、丸っと綺麗に盛られたサービスのジューシー
ガッツリ1人前はあるボリューム
沖縄そばもですがジューシーも、これぞ沖縄の食堂と思える盛りの良さでした!
人柄が良さそうな雰囲気を醸し出すスタッフ2名で切盛りされており、太っ腹な盛りの良い沖縄そば屋さんは地域で愛されているのがひしひし伝わる店でもありました
とよみそばを後に再び真玉橋付近へ戻ると説明書きがありました
真玉橋の歴史は1522年(嘉靖元)だそう
“沖縄独特の石造文化を代表する橋だった真玉橋は、沖縄戦で1945年に破壊されましたが1996年に戦前の真玉橋が発掘され現在の真玉橋の袂に移築保存された状態の橋を拝観できる”との事です
さて、豊見城市から那覇市へ戻り古波蔵の坂道を登ります
幾分か涼しくなった那覇とはいえ、まだまだ陽射しは厳しくアップアップしながらてくてく
象の置物にロックオンされたりしながら、やっと下りへ入ります
住宅街で鳥居に遭遇
大きなハサミを見つけたりと、徒歩での那覇散策は興味深い物が多く
ゆっくり街並みを眺めながら歩くのも楽しいと思います!