冬桜の宿 神泉で夕食に舌鼓を打った翌朝
晴天ではないけれどもバルコニーからは清々しい光景が広がっていました
客室内をゆっくり見渡すと
畳の縁・浴衣・座布団カバーとどれも桜が施され、細部まで抜かりない演出がニクイですね!
そして、和室の座卓にはイイ感じの文章
押しつけがましくなく非常に好感が持てるように感じます
朝食は朝8時からとの案内で食堂へ降りると、朝ごはんにぴったりのおかずがテーブルいっぱいに並んでいました
鍋は埼玉県本庄市などの郷土料理『つみっこ』。群馬ではおっきりこみが似た料理だそうです
出汁がよく効いていて美味しい!
手作り豆腐・とろろ・焼き魚など、日本の朝を感じれ栄養のバランスも良い和朝食
ご飯自体は麦ごはんでした
全体的にこちらの宿のお料理は出汁が美味しかったのが印象的
ごちそうさま
小規模な宿ですが私たちが利用した日はほぼ満室
山奥で悪路を通らなければ辿り着けない宿なのが玉に瑕ではあるものの喧騒とは無縁の自然が広がる宿は人気の模様
木がふんだんに使われた温かみのある館内で、山奥という立地とベストマッチ
玄関に置かれていた置物もイイ雰囲気でした
難儀な道もありでしたが、スタッフの接客に温かみを感じれた点も訪れて良かったと思うポイント
宿泊はまだ夏真っ只中の8月下旬
この周辺は既に葉が紅がかり、酷暑から訪れた身としては爽やかな空気もおいしかったです
宿の前には1日数本ですが、バスも走っています
晴れていれば素晴らしい眺めに間違いなさそう!
さて、この日はここから新潟・湯沢まで移動
宿を出てほんの少し走った場所にあった陶芸所!?
ここを過ぎるとまたもや細い山道ですが、ナビを無視しスタッフに頂いた地図を頼りに往路よりは走り易い山道で街へ抜ける事ができました
そして、山里という雰囲気がする場所に目が留まり
ちょっと寄り道
趣のある建物とおみやげの文字に惹かれ入ってみると
おみやげというよりは、道の駅っぽい立ち位置のこちら
お蕎麦に味噌汁・梅干し
いちぢくに野菜など
この周辺で収穫されただろう物が所狭しと並び、数点珍しく感じた物を購入
近所のおかあさまたちが集まり、楽しそうに井戸端会議をされいたのも印象的
私たちの様な観光客よりも地元の方に人気の店なのかもしれませんね
斜向かいには道の駅の文字もありましたが、こちらはどうやら閉業した模様
なかなか味のある土地に感じられましたが、観光客は減っているのかも?
そうそうこの場所は、埼玉ではなく群馬県藤岡市。埼玉と群馬が隣県だとこの時知りました!
まだまだ自分の知らない日本の地域があると思った次第
さて、2時間に1度はどこかで休憩をしようだけ決め、湯沢を目指します
つづく