電停「十字街」周辺の一際目を引くクラシカルな建物
元々は丸井今井(北海道の百貨店)の支店だった模様
それ故に随所から重厚感を感じられる気がします
館内には函館をはじめとする北海道内、はたまた海を渡った向こうの青森の旅情報をたっぷり収集する事が可能なフリーペーパーもたくさん並んでいます
そして、この建物の中には手動式のエレベーターが現存し、受付で名前などの記入後に乗車可能なのです!
趣深い風格漂うアンティーク感
時計の様ですが針が差す数字が階数との事で1~5階までの往来が可能
係の方の案内で、1階から乗車させていただきました
いってきまーす!
手動式の操作方法の案内などを伺いながら
興味深く拝見させて頂き、いざ出発
ほんの少し揺れましたが、まだまだ現役の手動式エレベーター
なんだか小学校の頃の社会見学みたいな気分
そして、5階に到着
見学は5階までの乗車で終了し、係の方がお一人で1階まで戻られるのですが「階数の表示が動くから見てくださいね!」との事
確かに針が動きます
今ではデジタルなので不思議な気分
そして、5階から眺めた風景
この建物が完成した当時はここが1番背が高い建物だったとか
見学された方々のメッセージボードへの書き込みを拝見させて頂くと、やはり皆さん興味深く楽しまれた様子が分かります
その後、階段で1階まで戻るのですがこれまた高級感あり!
当時、街一番のデパートだった面影を感じれます
そうそう、外観も非常に興味深い建物であります
電停「十字街」から見た函館市まちづくりセンター(左奥)
訪れた日は生憎の空模様でしたが、晴れた日ならば直ぐ近くの二十間坂など函館西部地区の坂を上った先から見渡す景観が最高な函館
さて、函館の長い冬が終わり春が巡って来た頃
ライラックに
たんぽぽ
椿に
つつじ?
八重桜
来函時は金森赤レンガ倉庫群は紅葉した蔦の葉が絡み
その内、雪が積もり
新緑へ移り変わり
更には陽気な気分になれるお花でデコレーションされ、目でも季節を楽しませて頂き
晩秋から春まで一冬を過ごした函館を去る日が
先月初旬に近づき
何度も歩いた道を名残惜しく歩きました
夏の函館の風景を見る事はできませんでしたが
充分満喫できたように思います
雪の積もった晴れた日の函館山ハインキングが特に思い出に残った函館での一コマです