ユニークな店名の函館のラーメン屋
そして、ただの函館ラーメンではなく“新”が付く新函館ラーメンな所もミソ
相方が20年近く前に1度訪れた事があるそうなのですが
その時は色々食べた後に啜った一杯で、小さな店だったという事は覚えているものの味の記憶は曖昧
それならば、もう1度食べて味の記憶もインプットしよう!という事で暖簾をくぐってみました
と、その前に、オーダーは入口至近の券売機なので店頭に貼られているメニューを眺めてからの入店が吉
◆元祖マメさんラーメン(塩・醤油) 各650円
◆元祖マメさんラーメンセット(塩・醤油) 各1,000円
◆マメさん塩ラーメン(ふのり麺) 780円
◆絶品つけ麺(塩・醤油・辛味噌) 各850円
◆元祖マメさん味噌ラーメン 750円
その他、◆味たまご120円などのトッピングもあり
外観から想像するよりもモダンな木目調の店内は、カウンター4席をはじめ
通路を挟み2名掛けテーブル席×1卓+奥に4名掛けテーブル席×1卓とこじんまり
窓の外から函館市電の走る音が聞こえ、風情ある窓台にはラーメンオブジェ等が置かる
ほっこりした空間
さて、着席から着丼までの時間は短くあっという間にご対麺
所謂澄んだクリアスープの函館塩ラーメンとは異なり、スープの表面に背脂が浮き”新函館ラーメン”と名乗られるのも納得のルックス
“見た目よりもあっさりとした味だけど、スープは全部飲み干せない感じ。濃い目の塩味を求めるならばお勧め、麺は確かに美味い。随分前に来た時はカウンターだけの昭和な狭い店内って感じだったけど、おしゃれに改装したのかな!?” by相方談
相方的には『あじさい』の塩ラーメンの方が好みだったそう
タイプの異なる様々な函館塩ラーメンが存在するようで、これから食べ歩くのが楽しみ
さて、私は王道の塩ではなく敢えて醤油をオーダー
表面に背脂が浮くスープをまずは一口
キレのある醤油味に背脂のコクが加わり厚みのある味わい
そして、岡田製麺のプリっとした食感で軽快な歯切れの中細麺が抜群に美味!
噛めば噛むほど味わい深いチャーシュー
更に、影の名脇役“お麩”
スープを吸ったこのお麩が猛烈に美味!
ラーメンにお麩がトッピングされた一杯を初めて目にした時は??となりましたが、食べてビックリの美味しさに大絶賛!
それはさておき、『マメさん』の味変アイテムは胡椒と一味のみというシンプルさで
味に自信を持って提供されているのが伝わります
そして、カスターセットの端にさりげなく置かれたマメさんロゴ入り手作りマスクケースが
ナイスアイディアで印象的
尚、お土産用の麺も販売中
そうそう、暖簾にも明記のあった岡田製麺
スーパーで購入した岡田製麺製の生蕎麦にも『マメさん』と同じ〇豆マークがあり何か繋がりがある!?と思い調べてみると
丸豆岡田製麺 社長
岡田 芳也さん1920年9月に父が創業した製麺会社を30歳で引継ぎ代表を務める。 2000年6月、新函館ラーメン『マメさん』を新横浜ラーメン博物館に出店。2001年4月、函館市内にラーメン店舗『マメさん』を開店。
『マメさん』は、『岡田製麺』の社長が開業されたラーメン屋だったのですね!
函館駅から徒歩ならば少し距離がありますが、路面電車に乗車すれば電停”十字街”or”宝来町”のどちらからも約300mの距離
創業当時から函館に進化系ラーメンを提供し続け既に20年超え
好奇心旺盛な社長さんのようなので進化は今もし続けているかもしれませんね!
さて、マメさんから少し歩くとたこ焼き屋が見え
貼られたメニュー表を眺めると、2021年に10個350円とは高松並みに安価!
胃袋に余裕があったのも手伝い1パック素焼きで包んで貰いました
ワォ!!
今までに出会った事のないユニークなたこ焼き!!
カリッとフワッとがたこ焼きの観念だという事を覆すようなギュッと硬く丸まった小麦粉ボール!
函館のたこ焼きは、ひょっとしたらこのスタイルがデフォ!?
この店の2軒隣くらいにもう1軒たこ焼き屋を見かけたので機会をみつけ試してみたいと思います!