中洲川端駅と祇園駅の中間ぐらいに位置する冷泉公園通りと赤間町通りの交差点
違う目的でこの周辺を訪れたのですが達成できず…
近隣を見渡すと、老舗感漂う喫茶店『ブラジレロイ』にも惹かれましたが真っ白で清潔感のある暖簾に誘われこちらへ入店
中央にお一人様でも利用しやすいカウンター席
奥に半個室の6名席、その他2名掛けテーブル席×2卓・4名掛けテーブル席×3卓と
外観から想像するよりも空間は狭く感じられますが
暖簾同様に清潔感溢れる空間
私が選んだのは“鴨を炙ることにより一層上品で深みのあある味に仕上げた素や風鴨せいろです。”と添書きのあった
この日の割引メニュー
会計時のレシートを見て知ったのですが、十割そばだそう
なのですが、十割にしては香りや風味は弱めの平麺でツルツルの舌触りも印象的
予想よりも脂ギッシュな炙り鴨と甘味が強いつけ汁でしたが、別添えの三つ葉・柚子・山葵の香りと風味が良いアクセント
ざるそば or かけそばからチョイス可能
相方のオーダーは、いわゆる天ざる
えび天1尾と旬野菜5点(舞茸・隠元・カボチャなど)の天ぷらは、天つゆは付かないものの手前に置かれた塩との相性が良かったそう
タイミングを見計らい蕎麦湯の提供あり
11時半過ぎの入店時は、落ち着いた雰囲気と感じの良いスタッフの接客で居心地の良い店だと感じたのですが
正午を境にビジネスマンがわんさか訪れ、大きな話し声は勿論のこと椅子を雑に扱う音などでしっちゃかめっちゃかな空間へ変貌
この周辺は飲食店が多くランチ営業されている居酒屋もちらほら見かけはしましたが、まさかオフィス街だったとは…
余談ですが、珍しいハムやソーセージの自販機『ハム屋さん6号機』が目当てでこの周辺へ訪れたのですが
説明書き通りにコインを入れ番号を押しても購入できずガックシ
で、正面の蕎麦屋に目が留まったという訳です
さて、『素や』から『冷泉公園』へ
木陰のベンチに腰かけるとインパクトの強い絵にロックオン
店先からでもクラシックカメラなどのレア感のあるカメラが並ぶ様子が見て取れ
カメラ愛好家の方には特に必見ですね!
そうそう、冷泉公園は夕暮れ時も素敵な風景に出会えるに間違いなし
さて、冷泉公園から上川端商店街を通り抜けると
そこはかの有名な博多の中州
橋上から眺める中州
旧福岡県公会堂貴賓館の前から那珂川に架かる「福博であい橋」は、かつて川を挟んで商人の町「博多」と武士の町「福岡」に分かれていた二つの町が出会い、つながってゆく、そんな想いをこめて名づけられました。
明治時代に建てれたフレンチルネサンス様式の木造建築物なんだとか
思わず振り返ってしまうほど、目を引く魅力的な建物
いつも賑わいのある『貴賓館』正面のベーカリー&カフェ
博多や天神のベーカリーを数軒試してみた中で、ここの食事パンが1番美味に感じました
そして、また橋を渡れば、奇抜な外観の『アクロス福岡』へ到着
割と徒歩であちこちすぐに歩けてしまえる福岡市中心地
夕暮れ時の川に映る風景も素晴らしく
ボーっと眺めているとゆったりした時間が流れている様に感じられます
そして、博多といえば“屋台”も名物ですよね
夕方散策の道中、1番多く屋台が並ぶという地域を先月通りかかると、このご時世で数は少ないですが
元気いっぱいに営業されていました!
蕎麦天国”札幌”で食した十割そば