南はりまや町の『酒蔵居酒屋 堀川』で美味しい夜のひと時を過ごした翌日
それにしも”はりまや”と名の付くところが多い高知駅近辺
この日は肌が痛いと感じる日差しがガンガン照付け、宿泊先のホテルから遠くには出掛けたくないと思い
徒歩10分圏内の距離でランチ
土佐料理をランチで試せる店も多い高知駅周辺ですが、敢えて中華そばをチョイス!
というのも、中華そば+バッテラの異色の組み合わせにロックオンしたのです!
“中華そば(700円)”を筆頭に”昭和そば(770円)”
“・五目そば・五目あんかけそば・黒汁そば(各880円)”
の5種の麺系と
炒飯・餃子ではなく“バッテラ(250円~)・いなり(200円)”などのご飯系と“おでん(4-10月)”のみ
そうそう、壁には“ねりがらしをつけて”の添書きが印象的なこんにゃく田舎寿司と、まつみオリジナル“魯肉寿司(焼豚押し寿司)¥300~”も掲げられていました
オーダー後、割と直ぐに登場した綺麗に並んだバッテラ
薄目に感じるも臭みもパサつきもない身と塩梅の良い硬さのシャリが押された絶妙な一体感
円やな酢加減で食しやすく胡麻も良いアクセント
中華そばのイメージは、醤油ベースのスープにチャーシュー・ナルト・メンマ・葱の丼顔を想像しますが
熱々で湯気を上げながら登場した『まつみの中華そば』は、炒めた野菜がたっぷり入った所謂タンメンの様な丼顔
熱々のスープは、醤油ベースで炒め野菜の旨味が溶け出す優しい味わい
そして、啜り心地抜群の表面がツルっとした細ストレート麺が合わさり、たっぷりの野菜も入り食べ応え満点
途中、壁に貼られていたオススメの食べ方にチャレンジ!
どんな味になるかな!?
香味野菜も詰まっている生ラー油は、さすが自家製!この中華そばに絶妙にマッチ
円やかな酢加減のバッテラと優しい味わいの中華そばを交互に食すと相乗効果が生まれ、更に美味しさアップ
昔ながらのあっさり醤油味
相方のオーダーした”昭和そば”の方が、どちらかというと”中華そば”というイメージですよね!
こちらも湯気を上げながらの熱々での登場ですが、札幌ラーメンのラードで蓋をする熱々とは異なり口の中の火傷を気にしないで最初から食せるのが◎
添書き通りあっさり過ぎるほどの味と、ラーメン店では珍しい梅模様が入る蒲鉾トッピングが印象に残ったそう
カウンター席はアクリル板などの設置はありませんが、比較的ゆとりのある間隔
4人掛けテーブル席は、2卓のみ
『中華そば まつみ』を後にし、川沿いを西へ少し歩くと立派な神社に遭遇
キュートなマスクを着用する狛犬
小洒落ていますね!
規模はそんなに大きくはない神社ですが躍動感のある神馬像も祀られており
偶然の嬉しい遭遇でした
そして『高知八幡宮』を南下すると、規模は異なりますが兵庫・明石と同名の『魚の棚商店街』を発見
ひょっとすると読みも異なるかも!?
江戸時代初期の寛文年間(1611-1671)に、土佐藩3代藩主の山内忠豊によって開設されたと表記されており
随分と歴史は長い商店街のようです
開設から350年以上経った現在も道幅などは当時の名残が残っているのだとか
その後は、『札幌時計台』・『オランダ坂』と並び“日本三大がっかり名所”だそうですが
『はりまや橋』へも立ち寄ってみました
短い深紅の橋が架かっています
由来は江戸時代に遡るそうで、こちらも商店街同様に歴史はあり!
感想として、『札幌時計台』の外観と良い勝負!
とは言え、周辺は整備されており
人工水路ですが川のせせらぎで涼を感じられました
そういえば商店街のキャラのセンスも、高知市は札幌に似ているかも!?
さて、まだまだ太陽は高く、溶けてしまいそうに暑過ぎたこの日
帯屋町商店街をぶらり散策した後は
一旦、ホテルへ戻り休憩
高知城編へつづく