住所は西区二十四軒ですが、札幌市営地下鉄の駅は「琴似」の方が近い位置に所在する
夜は焼き鳥店(居酒屋)として営業されているそうで、卓上に置かれたお冷のグラスはお酒用でした
私は、店主のお勧めをオーダー
透き通ったクリアスープは、雑味が無くあっさりで出汁もしっかり感じ、手間ひまかけて作られているのが伝わります
マルカツ製麺の中太でもっちり感がある麺に、旨味たっぷりのスープがよく絡みます
更にスープをよく吸うお麩をはじめ、メンマ・ほうれん草・海苔・なるとにチャーシュー・刻み葱と彩りが良く、どれもこの丼に欠かせないトッピングでまとまりのある一杯
相方はというと、”札幌で有名な店のダックラーメンがイマイチだったので嫌な予感はしなくもなかったけれども、店名に鴨って付いるからには拘った味だろうと、思い切って注文!
鴨が綺麗に並びインパクトのある見た目で、スープの味は想像と違ってラーメン屋らしい醤油味。
鴨肉はどこかで食べたことがある味で自家製ではないような気がし味気なく箸が進まない。味変におろしにんにくを入れてもうーん。” by相方談
可もなく不可もなく、特に印象に残らず
細長い店内は、テーブル席×6卓の他に厨房の目の前にカウンター4席もあり
出入口至近のストーブが北海道らしいですね!
私たちは二十四軒辺りから散策をはじめた道中にgoogle mapsで見つけたのですが
店主が元コンサドーレ札幌のスタッフさんだったそうで、サッカーファンも多く訪れる店なのだとか
基本三味の”みそ・しお・しょうゆ”に加え、辛味噌・辛しょうゆと店名に鴨鍋と付くだけあり”鴨ねぎしょうゆ”もメニューに並びます
お勧めは断然”しお”
さて、この日はこの駅から散策を開始し、道中に『昭和ラーメン ふくや』・『中華そば スパンキー』と魅惑のラーメン店が2軒ありましたが、飛び越えて『鴨鍋 純平』へ
お腹が満たされた後、1年ぶりの琴似の街を歩きます
琴似の街はコンパクトですが、わざわざ札幌中心地へ出かけなくてもこの町で何でも揃い事済みな気がし、私の中で札幌で住んでみたい町No.1
歩道にも拘りが感じられます
西区環境キャラクターのさんかくやまべェは、三角山と琴似発寒川に古くから住む妖怪だそうで
愛嬌たっぷり
まだ4月上旬で花が無い時期でしたが、琴似神社へも立ち寄り参拝
路地に佇んでいた趣のある鰻屋さんなど、散策すればするほど楽しい発見がありそうな町『琴似』を後にし
雪解け水なのかな?綺麗な川を眺めながら、梅が咲いているか見に行こう!ということで北海道神宮に向かったのですが、まだまだ蕾でした
そして、先日改めて北海道神宮の梅林を訪れると、梅と共に桜やモクレンが咲き誇っていました
日本の春を感じますね
梅や桜のピンクや白の色合いとのコラボにピッタリな地面の黄色いタンポポの花と緑の葉
北海道神宮の敷地内には背の高い木も多く、厳かな雰囲気も感じられます
この日は本殿の他に穂多木神社へも参拝
凛々しくピカピカの狛犬が印象的でした
1875(明治8)年、北海道(蝦夷)へ屯田兵198人とその家族合せて965人が第一段として入地したのは琴似には、今も当時の家屋が残されています
そして、琴似は町の規模に対して八百屋の軒数が多く感じる町でもあります