豊平川河川敷をサイクリングした先週前半
太陽が肌に痛く暑過ぎて橋の下で一休み
纏わりつく熱風で日中はサウナの中にいるような気温だった札幌ですが、先週末から徐々に涼しくなり今日は寒いと感じる気温に
さて、そんな涼しいを通り越し長袖が必須になった札幌の街で『富士そば』の文字を発見。在京時は駅前には必ず店舗があり何度か利用し、見覚えのある看板に懐かしさを感じ店頭で立ち止ると
“今日オープンです!宜しければどうぞ!”と、メニュー表のチラシをいただきました
出張!富士そば
アパホテルTKP札幌駅前併設ティーケーピーカフェテリア内
午前11:30~のオープンには少し早い時間。取敢えず先に用を済ませると丁度ランチ時となりチラシも頂いた事だしと訪れてみました
出張 富士そば 札幌店 メニュー
富士そばの個人的なイメージは “ワンコインで満腹になる24時間営業の駅前にある蕎麦店”なのですが、札幌の富士そばの価格設定は強気!!
札幌の飲食店自体の価格設定が高いから右へならえ!?
北海道だけの特別メニューだからかもしれませんが、通常店でかけそば¥310~肉富士そば¥530という価格設定を考えると
富士そばのコンセプトに違和感が…
店内
さて、店内はというと窓沿い・壁沿いに2名orおひとりさま用の席が多く配置され、コロナ対策の仕切り板が設置された席もあり
そして、オープン日だからかTVの撮影もされていました
オーダー
“①レジカウンターにて口頭オーダーし会計→②番号札を貰い→セルフの水を汲み→③好きな席に座る→④番号を呼ばれたら取りに行く” というセルフサービス店 ※TKPオリジナルペットボトルのお茶は、オープン記念のプレゼントでいただきました
スープカレーそば ¥880
かけそばでは味気なく、北海道限定のメニューを私はオーダー
インカのめざめかな?ホクホクのじゃがいもに南瓜、ベビーコーンに蓮根などと札幌スープカレーによくあるトッピングが塩梅良く調理され蕎麦を覆います
つけ汁は蕎麦つゆの味は皆無で、正しくサラサラ系の札幌スープカレーの味わい!
好みで足せるスパイスも膳に添えられています
トッピングとつけ汁は美味なのですが如何せん主役の蕎麦がインスタントっぽい上にあつもりなのでダマになりやすく…
肉骨茶そば ¥770
一方相方はというと、昨年蒲田へ立ち寄った際にみかけ斬新だと思った肉骨茶そばの北海道バージョン ※肉骨茶とは:マレーシア・シンガポールの薬膳料理
食したのは異国カンボジア・プノンペンにて
本場の肉のカットとは異なり薄切りですが、にんにくと胡椒のパンチが効いたスープは現地で食した肉骨茶に近い味を感じます ※日本向けにスターアニス不使用などアレンジあり
スープカレーそばも肉骨茶そばも、スープや具材の味は満足なのですが
麺(蕎麦)が…
ただ、ラーメン二郎もラーメンではなく二郎という食べ物といわれるように、富士そばも日本蕎麦ではなく“富士そば” と捉え食すると発想転換になり
味への感じ方が変わるかもしれません
『出張!富士そば 北海道編』
営業日/ 月~金曜日 営業時間/ 11:30~15:00(LO14:30)
9月14日~10月末までの限定
お客様へしっかりと説明したいことは「東京の味をそのまま届けていない」ことです。
イベント用の冷凍蕎麦を宅急便で送る為に費用が高く、コストパフォーマンスを発揮することができません。かけそばが高く、富士そば本来の生蕎麦の味ではないという大問題。楽しんで食べて貰う為に誕生したのが「北海道限定の商品」
帰宅後に見つけ拝読させていただきました
もし、この開発への努力とご苦労を知った上で食したならば、また違う観点から味わえたかもしれません
何はともあれ、短期間ですがたくさんのお客さんが訪れることを願っています
さて、富士そばを後にし、東急百貨店へ
エントランスには道内の花々が色とりどり綺麗に生けられ、良い目の保養になりました