イズミルの歴史を辿ると紀元前1000年頃と言われ非常に重みを感じますが、歴史的建造物は戦争や火災などにより破壊されてしまった物も多いそう
そんなイズミルで現在にも残る数少ない重要な建物の一つを見学
Asansör アサンソル
その歴史的建造物へ続く道の両脇にはビールも飲めるカフェが建ち並び
昼夜問わず賑やか
このストリート(ダリオ・モレノ通り)は、まるで日本の参道のような雰囲気
ずんずん進み
突き当りにありました!
アサンソル(トルコ語で「エレベーター」、フランス語のアセンスールに由来) は、コナック大都市圏の境界内、イズミルのカラタシュ地区にある歴史的建造物です。
この建物は、カラタシュの狭い海岸線から丘の中腹までの移動を容易にするために、当時の裕福なユダヤ人の銀行家で貿易商であったネシム レヴィ バイラクリョオールによって公共サービスとして 1907 年に建設され、建物内のエレベーターは人々を運ぶのに役立ちました。
現役で活躍中
あっという間に、丘の中腹へ到達
アサンソルを利用しない場合
階段をひたすら上るので
足がガクガクになるんだニャン
お気をつけあそばせだニャー
下界のネコちゃんたち
さて、このアサンソル周辺は
猫ちゃんたちの遊び場でもあります
まずは地上階から
気分は勝手に世界ネコ歩き -イズミル編-
スヤァーだニャン
フルーツ屋さん、何かあったニャン!?
いつもと変わらない様子だけど
えっ!?
そんな事ないニャン!?
心配だニャン!!
ちょっと待っててニャンよ~
ママ、見てくるニャンよ~
※ニャンコの気持ちはフィクションです
丘の中腹のネコちゃんたち
つづいては階段の上のニャンコたち
下から見ても分かるようにビッシリと住宅が立ち並ぶ丘の中腹エリア
道路などの衛生面が悪くヤサグレた雰囲気をも持ち合せるエリアでもあります
そんな事ないニャンよ~
この地域は、まったりできるニャンよ~
そうだニャン!そうだニャン!
居心地抜群だニャンよ~
あらら、怒られちゃいました。ごゆっくり、どうぞ
さて、また少し進むと坂を歩くニャンコちゃん発見
ついていってみると
なかなかの距離の坂と階段を上り、振り返った景色がこちら
肝心のニャンコちゃんのお目当てはというと
写真左の階段横のごはん置き場
動物との共存社会
イズミルの街には、猫ちゃんだけでなく
ワンさん・鳥さんのごはんもあちらこちらに点在
美味しそうに食べている姿を見るとほっこりするのですが
残ったごはんは散らかり放題
ごはんを片付けるのは人間の仕事だニャン!
んだべさニャン
日本では考えられないほど
縦横無尽に伸び伸びと暮らすイズミルの猫ちゃんたち
ひたすら可愛いのですが
動物との共存社会であるトルコは
様々な衛生管理も課題ではないかと個人的見解
動物と人間が同じエリアで共存するというこのスタイルはオスマン帝国から続いているトルコのいわゆる「伝統」でもあり、この伝統への誇りがトルコ人を動かしているとも言えます。
この社会のルールの歴史は古く、一筋縄ではなさそうです
何はともあれ
ネコちゃんがいっぱいの街『イズミル』
毎日どこかで必ず遭遇出来て癒されます