美らSUNビーチや那覇空港にも近いR331沿いの与根交差点前に佇む1957年創業の幟が揺れる老舗の沖縄食堂
戦後復興や豊崎の埋立など
このエリア周辺の変貌と発展を半世紀以上に渡りずっと見守ってきた存在でもあるかもしれませんね
赤瓦にシーサーが鎮座し沖縄らしい色使いの看板にも老舗店の風格を感じます
沖縄そばから定食までバラエティー豊か
沖縄そば各種◆よねそば◆やさいそば(各800円)など
ご飯や汁物なども付くメニュー◆フーイリチャー◆ゴーヤーチャンプルー◆ナーベーラーンウブサー(各800円)◆みそ汁(700円)◆煮付(870円)など
◆豚肉しょうが焼き定食◆そばセット(各970円)など写真付きメニューもあり
相方セレクト
“揚げたてザクザクの魚フライはタルタルを付けなくても下味がしっかりついていて満足度が高い味。
たまにはフライも良いね。
目玉焼きは中が半熟とろとろで、糸満の赤マルソウの醤油とも相性よし。
汁物はカマボコトッピングのミニサイズの沖縄そば。煮干しの風味が染み込んだほろ苦さも感じられあっさりした大人の味。
バランスのとれた米粒で期待以上だった白飯も美味しかった。思ってたよりボリューミーな定食で、食べ応え満点。” by相方談
私は豚モツたっぷり!沖縄郷土料理の中味汁
糸満の『いーばる家』でスッカリお気に入りになった中身汁。よね食堂と表記が異なるも「中身汁・中味汁」どちらも同じお料理
それはともかくお味はというと
丁寧な下処理が伝わる臭みなしの豚モツに鰹・昆布だけではなく
煮干しの主張も感じるコクのあるスープが合わさります
こんにゃくも割とたっぷり入り椎茸の風味も◎
塩分を極力控えた健康的な味付けで
卓上の紅生姜やコーレーグースなどで味変できた点も高ポイント
そうそう、お膳に添えられた甘酢漬けと煮干しの佃煮も良い口直し!
煮干しは出汁をとった後の再利用ではないかと感じられ余すことなく食材を利用されている点にも好感が持てました
白飯から変更したジューシーはさすが沖縄の食堂と思える迫力あるスタイルの盛り
万人受けする若干柔らかめの炊き加減で味付けも塩梅良く◎
ごちそうさまでした
客席は座敷席・カウンター席・テーブル席と3タイプあり席数多く
清潔感とゆとりあり
入店時のBGMは中森明菜さんの懐かしいヒット曲でしたが
途中から沖縄民謡が流れ出し
愉快な気分でリラックスしながら食事を楽しめました
スタッフの対応も総じて柔らかく
お会計時の頭上にずらりと並ぶ木札メニューもナイスアイテム
そうそう、利用させていただいた席の上に掲げれていた1974年当時の写真
その頃は『与根入口食堂』だった模様
外観には今も名残が感じられますね!
余談ですが、隣のバス会社の看板がちょっとコワイ!!!