【函館・新川町】函館のスープカレーは南国風味!”吉田商店”

無性にカレーが食べたくなる時ってありますよね、それもお店の!

函館 スープカリー喰堂 吉田商店

日本の北海道【函館】旅行記の地図・107番へ

函館で1番最初にスープカレー屋をはじめられたお店と聞くこちらは

函館市電『千歳町』電停から直ぐ!

やわらかチキンレッグカレー ¥950

+地辛(ジカラ) ¥90

8種類のスープカレーの中から相方共々チキンレッグをオーダーし、15分は待つだろうとゆったり構えていたら5分経つか経たないかでの登場にビックリ!

スープカレー屋はオーダーからサーブ迄に時間を要するイメージを札幌で数軒試し持っていましたが

函館スープカレーは超特急!

吉田商店 メニュー

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公式webサイト上に全メニュー掲載されています

具材はメインの・チキンレッグをはじめ

・茄子・人参・ピーマン・蓮根・味玉・キクラゲ・葱・キャベツ・えのき・しめじ・さやえんどう

追加トッピングなしですがバラエティー豊かな具材がたっぷり!

※スープは1種類のみ

スープカレーの辛さ

スープカレーと言えばゴロゴロ入る具材もですが辛さを好みで選べるのも特徴

吉田商店では10段階から選べ、貼り紙とメニューの添書き“4番 地辛(ジカラ):コクと辛さがさらにUP。”を参考にチョイス

そしてライスは“・大盛り(+40円)・中盛り・普通・少なめ”から選択可能

※お代わりは有料

さてまずはスープ

スプーンで掬ってみると函館塩ラーメンを彷彿する透明度で札幌のスープカレーとは一線を画し油膜が皆無のスッキリタイプ

そして一口いただいてみると、軽い口当たりで辛い甘い酸っぱいと言われるタイランドの料理に似通ったスパイス+和風だしの中に辛さと甘さが混在し

南国の香りを感じます!

柔らかく煮込まれたメイン具材のチキンレッグは骨からホロっと身がはずれ食しやすい

スープカレーのデフォ具材で木耳は初!!

ライスをスープに浸していただくのもスープカレーの流儀らしいので一応試します

一つ一つの具材が小ぶりで食べやすい大きさ!

卵は味が非常に濃く

どことなくカイケム(タイのアヒルの卵の塩漬け)を想起

そうそう、ライス皿にデフォで海苔2枚がトッピングされていたのも印象的

余談ですが、ライスはほんのり塩気があり私見ではスープに浸さない方が好みでした

何はともあれ、今まで味わった事のない初めての味で興味深く楽しみながらのランチになりました

ごちそうさま

香 増世 (かおり ますよ)

卓上に置かたオリジナルスパイスはネーミング通り香りが増し旨味もアップ!

スープカレーと言えばティッシュも必至

机の中を覗くなんて、ちょっと懐かしい気分になりますね!

更にカトラリースタンドは給食仕様!

店内の様子

椅子を引く音が響く店内は学校の教室を思い起こすノスタルジックな雰囲気

そしてタイランドの音楽が流れています

禁煙ステッカーもタイランド仕様

ガネーシャらしき置物も見かけ

LEO(タイのビール)まであり

タイランドの文化も取り入れられているのかなと感じる空間でした

そうそう、店内の湿度が異様に高かったのですが

そこもタイを演出してる!?

席数は多く小さい子供さん連れに嬉しい小上がり席×2卓をはじめ

ゆったりした配置のテーブル席×5,6卓+お一人様専用っぽいカウンター7席ほど

引っ切り無しの来客で常に満席のような店内でしたが待客ができる事なくスムーズに回転していたのも印象的

スープカレーの発祥

札幌のスープカレーの始まりは、1971年(昭和46)。
札幌市中央区の「薬膳カリィ本舗アジャンタ」が、小麦粉を使わないインド風の具なしスープ状カレーを提供したことといわれる。

引用:ベル食品

スープカレーと言えば本場は札幌

ただ同じスープカレーでも函館スープカレー(吉田商店)は脂っぽさが皆無で甘さが際立つ味。そして具材が小ぶりでボリュームが丁度良く

また別のジャンルとして捉えても良いのかなと感じました

お土産のレトルトバージョンも販売中!

お腹が満たされた後は川を渡り久しぶりの『中島廉売』

この周辺は長閑な風景が広がりほっこりしますね

そうそう実はこの日、数日前に通りかかると移転先が間もなく完成しそうに思えた松風町のネパール人経営『松風グルカ』へ訪れてみたのですが

残念ながらまだ工事中

丁度オーナーに遭遇しオープン予定を伺うと「4月」との事。楽しみです

そんな訳でカレーというかスパイスの口になっていたので『ベギラマ』と迷いつつも『吉田商店』へ訪れてみると

新しい味がインプットでき結果オーライだったある日の函館


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