函館駅から約550m・はこだて自由市場からなら300mほどの距離に佇む老舗の蕎麦屋
隣は全国展開の外食チェーン店ゼンショー(すき家など)系列のとんかつ屋『かつ庵』で大きな看板が目立ち目印にもなります
入店しまず目に留まる壁にずらりと貼られた分かりやすい写真付きのメニュー
そのメニューが貼られた壁沿いにカウンター席が並び
反対サイドには小上がり席 & 素敵な風景画写真がズラリ
間口から想像するよりも席数は多い印象で、1席ずつ仕切られたカウンター6席+小上がり席×3卓
受け継ぐ味に愛情を込めてまた来たくなる雰囲気もご馳走
「蕎麦処 かしわ屋」がこの地に暖簾を掲げたのは98年前。前身となった同名の店の歴史は明治にまでさかのぼり、現在は創業者の大おいに当たる小川修司さんが三代目を務める。
函館新聞の老舗味めぐりという記事を拝見し訪れたのですが
同記事に掲載されている写真からも人柄の良さが伝わる柔らかい雰囲気の大将が着席と共にお冷を持って来て下さいました
記事に掲載されていたメニューでもあり函館らしさ満点のメニューでもあるいか天おろしを相方共々オーダー
丸盆に1人前ずつ蕎麦湯もついての登場です!
それにしてもイカ天は一体何個入っているの!?と思うほどのボリュームが嬉しいですね
数えてみると6個!!
そして添えられた青菜の彩が華をそえています
ハウハウしながら熱々をいただいてみると
油切れの良いサックサク衣を纏う肉厚で食べやすいサイズのイカの天ぷらで思わず美味しい!と言葉が出るほどの味
更に歯応えが残る鬼おろしもこの丼には無くてはならない存在で
良いアクセント!
蕎麦はというと細麺で啜り心地抜群!!
函館をはじめ北海道の蕎麦つゆは甘さが引き立つ濃口のお蕎麦屋が多い様に感じますが『かしわ屋』は珍しいキリっと辛口
それがまた函館らしいイカ天おろし蕎麦の名脇役にも感じられました
そうそう、こちらのお蕎麦は自家製麺!
そしてイカ天6個入りのボリュームと乙な味で満足度が高いにも関わらず価格は700円と高コスパ!

同じくコスパの高い函館塩ラーメンの名店『滋養軒』からも近く、函館らしい蕎麦とラーメン屋を巡る函館の麺食べ歩きランチというプランもアリかも!
◆もり・かけ(550円)をはじめ良心的な価格設定
◆丼類(550円~)は全てミニ蕎麦付き
2人前~出前OK
大将もですが女将さんも人柄の良さが伝わるほっこり感のある函館の老舗蕎麦屋
味も雰囲気も美味しかったです
ごちそうさま
そうそう、この日の道中で遭遇したにゃんこ
気怠そうであっち行けにゃーと言っている様なこのポーズが堪らない函館の猫でした!!