JR函館駅から程近くの十字路に佇む黄色い看板が目立つラーメン屋
立地的にも見つけやすく、裏手に駐車場9台完備(系列店『ゆうみん』と共同)
店頭には幟の他、写真付きメニューが貼られ入店前にチェック可能
ベーシックな◆塩拉麺(650円)
おすすめNo.1の◆四代目炙り塩(780円)を中心に
他にも味は醤油・味噌・辛味噌と揃います
その他、◆つけ麺(880円)や期間限定メニューも数種あり
入ってすぐに賑やかなポップで囲まれたタッチパネル式の券売機で食券を購入後に着席
窓が多く清潔感のある店内
ゆとりのある席間隔のカウンター席が窓側と厨房側に並びます
ラーメン屋として考えると広々とした空間で、奥には片側がベンチシートになったテーブル席×3卓も完備
テーブルや床は勿論の事、カスターセットもピカピカで清潔感があるな~と見渡していると
あっという間に着丼
函館といえば“塩”!
記事にはしていませんが、特段と惹かれる物がなかった函館塩ラーメン屋が数軒続いたので私は味噌をオーダー
湯気が上がらなくても熱々のスープ
続いて、麺を引っ張り出すと湯気が上がります
北国の知恵!?
トッピングはというと、箸で持ち上げるとホロっと崩れる柔らかさの分厚い炙りチャーシューで食べ応え満点!
かと思いきや、肉の旨味が抜けていて残念
デフォで味玉半個付き
味変で加えた引き締め役の胡椒と辛さの中に旨味を感じる唐辛子は良いアクセントな上にスープに奥行きが出て◎
最後まで冷めないスープに加え炒め野菜&挽肉がたっぷり入り、どこか札幌味噌ラーメンに相通じるものがある気がするものの
塩ラーメン風の味噌味(表現が難しい)で、ここは函館なんだと感じる一杯
味噌とは異なり湯気が立ち上った状態でのサーブだったのも印象的な相方オーダーの一杯
“すっきりとした味わいだけども特筆すべき点が見つからず。函館で食べた塩ラーメンと比較すると、はなぶさの塩味に似てるかも。あじさいの方が美味しいと思えた。でもマメさんよりはスープも飲み干せるタイプ。
こぶたちゃんの味噌の方が美味しかった。” by相方談
ラーメン価格に+180円だったので、相方共々オーダーした焼き餃子
“餃子は大ぶりで皮はモチモチしてたけど、具との一体感がなく旨味を感じられず。餃子の後に塩ラーメン食べると味が消えたので塩ラーメンならば+ご飯の方がお勧め。” by相方談
味はさておき、リラックスしてラーメンが食せる空間である事は間違いなし!
そして、綺麗に清掃されてあったピッカピカのトイレは男女別な点も高ポイント
ニコニコの笑顔での対応も好印象で
常連でなくとも一見や観光客を含め誰でも利用しやすい雰囲気に感じられました
帰り際、暖簾を見ると1920(大正9)年創業の函館の老舗製麺会社『岡田製麺』文字
味噌と塩では異なる麺を使用されていたのも印象的でした
その後、周辺を散策すると
少し離れるだけで車の数がグンと減り
空き店舗も目立ち
どこかしら哀愁が漂う雰囲気がした師走の函館の昼下がり