【函館・宝来町】絶品!!!津軽そば!! “かね久 山田”

散策途中で見つけた電停”宝来町駅”から1,2分の距離の手打ち蕎麦屋

かね久 山田 (かねきゅう やまだ)

日本の北海道【函館】旅行記の地図・48番へ

どんな蕎麦でどんな店内なんだろう!?と興味をそそられる老舗感漂う看板に手打と入る暖簾

そして達筆な字で書かれた週三日(金土日)のみ営業との貼り紙

帰宅後に調べてみると、2年ほど前の新聞記事に店主とお店の詳細が知れる情報あり!

生大豆の豆乳をつなぎとする手打ちの「津軽そば」とウルメイワシのだしでつくるつゆで味わう名店。

引用:函館新聞

益々関心が高まり先日訪れてみました

かね久 山田 メニュー
津軽そばは非常に手間ひまがかかるそうで現在では本場津軽でも食せる店が少なく幻の蕎麦とも呼ばれているそう
そんな津軽そばを函館で食せるのはラッキーなのです

◆花巻(650円)だけどんな内容の蕎麦か分り兼ねますがその他はシンプルなメニュー

店頭に貼られた字とは異なる味わい深い手書きのメニュー表は裏面もあり

御飯200円は→現在400円。オーダー時に案内あり

かけもりセット ¥800

オーダー後すぐに薬味が登場し、つづいてもり蕎麦とそばつゆのサーブ

手打らしさを感じる不揃いの蕎麦はどんな味!?

長年この店で使用されているだろう風格のある箸入れから箸を取り

早速いただいてみます

一口啜った瞬間、思わず目を見開いてしまうほどの美味しさ!

しっかりとした歯応えとコシがある中に大豆のほのかな甘みを感じれる蕎麦と出汁がしっかり効いた甘めの蕎麦つゆが奏でるハーモニーが堪りません

御飯 ¥400

ごはん・おかず・香の物

先客の皆さんがオーダーしていた”御飯”を真似てお願いすると、まずはおでん風の煮物が相方の分と2人前盛りで登場

もりそばにも悶絶しましたが、このおかずにも驚愕!!

滋味でしみじみ美味しいとはこういう味かと感じさせてくれる逸品

そして、浅漬けの様に見えて味わい深い香の物

豆ごはん

柔らかめですが老若男女が好むだろう米の美味しさが引き立つ炊き加減に、うっすらとした塩味と豆が良いアクセントの豆ごはんも最高に美味!

※御飯の内容は日替わり

かけそば

そして、最後に小ぶりの丼で登場したかけそば

もりそばとは食感が異なりしなやかさとモチモチ感のある蕎麦に感じられ、ウルメイワシの出汁の効いたかけつゆとも絶妙にマッチ!

津軽そばをはじめ、どの料理も店主の心意気が伝わる素晴らしい味わいでした!!!

ごちそうさま

店内の様子

・小上がり席×3卓・4人掛けテーブル席×2卓・カウンター5席ほどのこじんまりした空間

午前11時30分~の営業時間の5分前に到着すると既に暖簾がかかっており店内は残す所あと数席のほぼ満席状態

既に食べ始めている先客の方もいらっしゃいました

そうそう、かけもりセット+御飯は量的に食べ切れるか心配でしたが全て食して丁度良いパーフェクトな量!

余程小食か沢山食べる方でない限りベストチョイスのオーダーだと思います

そしてまだ正午前でしたが、後客の方が御飯をオーダーすると完売との案内が聞こえたので御飯もオーダー予定の方は早めの来店推奨

さて、美味し過ぎる蕎麦で心身共に満たされ外へ出ると

相方が”雲が面白い!”と、ずんずん海の方へ歩き出し

ワォー!!

確かにこんな光景を見たことはないと思える幻想的な海と雲

海面から水蒸気が上がり雲と一体化していく風景は寒さも忘れ見入ってしまうほど

この日は風が無く穏やかだったのですが

この光景を見た後にどんどんと風が強くなり、神秘的にすら感じる自然が織りなす現象を楽しむことができたのです

格別の美味しさだった手打ちの津軽そばを『かね久山田』で頂いた後 水面に白く立ち上る霧のような幻想的な函館の海を眺めていると空模様が一転...

つづく


追記

かね久 山田 昨年末に訪れた函館・宝来町の絶品津軽そばにすっかり魅了され1ヵ月経たずの再訪 営業開始時刻より15分程前の到着でし...

再訪のご飯は筍ご飯!!

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