『高知城』を観覧し、ほろ苦さが堪らない“ほうじ茶ソフトクリーム”のおやつをペロリ!
そして、夜の帳が下がる少し前の高知市の歓楽街をぶらり散策
はりまや通りで目立つ赤い看板に惹かれ足を止め、外壁に貼られたメニューを眺めると
“鶏皮を秘伝の味噌で炒めたヤミツキの美味しさ”との添書きの“せいわ名物・土佐焼”にもそそられましたが
その赤い看板の店の角を曲がり小路を少し進むと、味のある店構えと店名の鮨処にもっと魅惑な物を感じ
高知2日目の夜は『すごろく』に決定
入店後、カウンター席に陣取りビールをオーダー!
そして、お通しと共にサーブされるや否や相方はグビっと!
最初に選んだ肴は、この日のイチオシが盛られた刺盛り
どの魚も申し分ない鮮度と味で激旨!その中でもやはり群を抜いていたのが“カツオのたたき”
サーブ時に、鰹についてファイル付きでの説明があり
マンガ”美味しんぼ”にも幻のかつおとして紹介されている他、高知のカツオ好きの人の中に
「そらあ、おまん(貴方)カツオよりもモンズマがうまいぜよぉ」と言う人がおる。
との事で、余計美味しく感じられたのかも!
海鮮だけではなく海藻や野菜もたっぷり入る彩豊かな食べ応えのあるサラダは
3サイズ(小360円・大950円)からチョイス可能
目でも楽しめる美味しい海鮮料理が登場し、相方はビールから地酒へチェンジ!
女将さんが一升瓶からサーブしてくれるのですが、ラベルを撮りたくお願いしシャッターを切ったところで
ロゴ入りの箸袋を横に添え”うちの店名もね!”との事で、もう一枚パシャリ。世にもお茶目な女将さんです
純米大吟醸
日本酒度:+4
原料米:吟の夢(高知県四万十産)100%
精米歩合:50%
生酒らしいフルーティな香りと上品な甘味の中にうすにごりのほろ苦さが良いアクセントの夏酒は、魚料理にもマッチ
さて、つづいての肴は、豆腐と鰹のみで作ったというかつおハンバーグ
ヘルシーさを感じられる上に栄養満点で一石二鳥の一品
純米大吟醸
日本酒度:+2
原料米:山田錦100%
精米歩合:40%
吟醸の華やかな香りに加え、嫌みのない口当たりと円熟した味わいは後味の余韻も堪りません
美味しい酒と肴をいただきながら、至福と思う私を横目に相方は違う方面を見ていたようで
“すごろくのメニューは、よく見ると土佐弁らしき文字があり”だって
そして、土佐弁だろうメニュー名“さばの焼いたが”をオーダーした後、女将さんに謎に思う“が”は何を意味するのか伺うと
~物という事らしく
どこからか探して共通語訳付きの土佐弁かるたを持ってきてくださいました
なかなか奥が深い!
純米吟醸
日本酒度:+2
原料米:松山三井(愛媛)100%
精米歩合:50%
ほどほど加減に酔いとお腹が満たされた頃、最後の一杯にをオーダー。綺麗に白濁した色が目を引きます
搾りたての純米吟醸に僅かにオリを絡めた生酒だそうでフレッシュ感もある上に、フルーティな香りと清々しい炭酸で非常に美味
日本酒が苦手という方でも一度試してみると虜になるかもしれません
小上がり席
カウンター席
ネタケース
全席禁煙
※店頭に灰皿の設置あり
色んなタイプの招き猫などが並ぶ賑やかなインテリアは
一見でも気さくに話しかけてくれる愉快な女将さんとマッチする雰囲気にも感じました
無口で職人気質に見受けられた大将・テキパキはつらつとした若女将と、家族経営だと思われる『すごろく』
楽しいひと時でした、ごちそうさま
そうそう、この頃は日が長い時期で、店を後にする際はまだほんのり明るく足取り軽やか
帯山町の夜の風景&高知龍馬コク行へつづく
肩肘を張らずに気軽に利用できる明朗会計の土佐の寿司屋は、すごろく大将のおまかせコースは3,000円~も必見
テイクアウトメニューも充実