言わずと知れた“キングオブ札幌ラーメン”
先日、前を通りかかるとランチタイム真っ只中の12時半過ぎですが並ぶ人影が無く、行列必至店にこんな日もある!?と珍しい風景に遭遇
後日、開店時刻から少し経った11時過ぎに再訪してみた所
やはり外並びはゼロ
外並びゼロ
こんなラッキーデイは次はいつか分からないと思い初となる暖簾をくぐってみると著名人のサインが所狭しと飾られた店内
満席な上に待ち客もあり、スタッフから”外で待機して下さい”との案内でリターンして外の扉の前に並びます
彩未 コロナ対策 注意点
客側の私たちもそれに従いたいというか従わなければ!と気合が入りますね
ものの2,3分で”店内へ”とスタッフから案内があり
2席のみの待機席に腰掛けるとメニュー表を手渡してくれ
この時点でオーダーを取ってくれました
それから、またものの2,3分で”奥のテーブル席へどうぞ”との案内
醤油らーめん
着席と共に着丼だろうと予想していましたが、頂点の一杯とも呼ばれるラーメンが到着したのは、しばし時間が経ってからでした
客がテーブルに着いたのを確認後に作り始めているような印象
まずはスープ
濃い醤油色とは裏腹に口の中に広がるのは円みがある気品をも感じる味わい。どちらかというとあっさり系でキレもあり甘味も強いのですが
ぐいぐい飲みたくなるタイプ
更に札幌ラーメンの特徴的な香ばしい炒め野菜がスープに奥行きをプラス!
そしてトッピングの岩ノリで香りと深みが加わり厚みと幅のあるスープは、他店では味わったことのない奥深い味
合わさる森住製麺の黄色いちぢれ麺は多加水でコシが強くプリプリの食感!
特徴的なスープにも負けない主張のある麺です
旨味がギュッと詰まった程々の厚みがあるチャーシューがこれまた美味で、チャーシュー麺にすれば良かったと後悔…
歯応えの良い細目のメンマが他を邪魔せず、それでいて良いアクセント
丼の中の一つ一つの食材がそれぞれの主張を持ちつつもバランスが良く“キングオブ札幌ラーメン”の名に相応しい味に感服
味噌らーめん
相方は『彩未』では殆どの方がオーダーするといわれる味噌
丼顔からも丁寧な仕事が伝わります
相方曰く「チャーシューの上の生姜が、今までで食べた生姜の中で一番爽やかで風味が良い」と大絶賛。調べてみると“黄金しょうが(高知県産)”を使用されているそう
そして、絶賛したいのはバランスの良いスープ然り
豚骨・昆布・野菜などのベースとなる素材の旨味をしっかり感じられる中にある柔らかい味噌の味の主張
そして炒め野菜の香ばしさがプラスされる事で更にコクと旨味が強い味とも言えるのですが、濃過ぎないのが◎
絶妙なバランスの味と塩梅の良い量(腹八分)で、近頃は『すみれ』をはじめ“純すみ系”と呼ばれるラードの油膜が張る札幌ラーメンのスープを飲み干すことは稀な相方ですが
最後の一滴まで美味しくいただきました
ごちそうさま
店内の様子
一番奥の席だった事もありますが隣の席との間に壁の仕切りがあり
人気店だけれども、落ち着いて食せました
利用した席の上で確認できた
俳優 窪塚洋介さん・河相我聞さんのサイン
2020年で創業20年
札幌の名店として名高い『すみれ』で7年間修行されたという店主が
2000年に開いた『麺屋 彩未(さいみ)』
No.1の札幌ラーメンとの呼び名高いも初心忘るべからずの姿勢も感じ取れ
更なる飛躍を期待
駐車場
店を出てビックリ!
入店時には無かった行列が店頭から横の駐車場まで続きます
時刻は午前11半ごろ
さすがは人気店!
駐車場の看板もたくさん出ています
周辺の様子
近隣は住宅街
路上駐車は絶対禁止!!
最寄り駅 地下鉄東豊線”美園駅”から約400mと近く電車での利用もありですが、私たちは行き帰り共に徒歩で『きたえーる』前を通過
雪景色の晴れた日で最高の札幌散策日和となり
歩くのが楽しくて仕方ない日だったのです
青空がのぞく雪景色が綺麗過ぎて、リフレッシュになる豊平川
反対側は、神々しい風景でした