色付く葉に可愛らしい実を付けていた札幌の街角の木。来道して知ったこの木は”ナナカマド”という名称で北海道ではポピュラーな樹木だそう
青い空にも映えますね!
札幌のおすすめベーカリー
ア・トン・コテ
そんなナナカマドの木を眺めながら中央バスターミナルを超え少し歩くと、小洒落た外観のお店から焼き立てパンの香りが!
ガラス越しからも伝わるそそられる小麦の香りと美味しそうなビジュアルのパンに素通りは出来ず入店 ※コロナ対策:1度に3名迄の人数制限・アルコール消毒設置
バゲット等の食事パンをはじめ調理パン・スイーツ系・デニッシュ系など、どれも魅力的!
物腰柔らかな感じの良い女性スタッフの対応、レジカウンター越しにパン職人さんが捏ねる姿
そしてと何とも堪らない鼻孔をくすぐる香り!
こじんまりした空間ですが幸せが広がる札幌のパン屋さん
周辺の様子
『アトンコテ』から400mほどの距離に所在する蔦の葉で覆われた赤レンガの建物は、先週通りかかると真っ赤に染まりとても幻想的
札幌では星のマークをよく目にしますが、何を意味する!?今更ですが気になり調べてみると
星のある建物たち
五稜星(ごりょうせい)とは、北極星をモチーフにした開拓使のシンボル
本州からの入植がはじまったのは僅か150年ほどと遠くはない昔の話なのですね
こちらの面には蔦の葉が無くまた異なる趣
建物自体は大正時代の建築物だそう
そして、少し進むと、また良い感じで絡まる蔦の葉を発見!
晩秋の札幌散策は蔦の葉探しに夢中になってしまいます
この日は風もあり、イチョウの葉がまるで桜吹雪の様に舞っていました
実食
購入した日の晩酌のテーブルに軽く温め並べてみました
カリッパリッとしたクラストと、心地良い酸味にしっかりとした歯ごたえで味わいがあるクラムでスパイスカレーにもマッチ
3種の酸味が効いた副菜にも合い、どんな料理でも合わせやすそうです
もう一種『パン・ド・ミ』は、朝食でいただきました
『パン・ド・ミ』は中身(クラム)を味わうパンという意味のフランス語だそうで、クラストの食感を楽しむバゲット等とは正反対のパン
ところが、アトンコテのパン・ド・ミは最大の魅力であるクラムの味が良いのは勿論の事、耳(クラスト)まで拘りを感じられる食感と味わい!
朝から至福のひと時となりました
札幌の蔦の葉 (紅葉編)
実はサッポロファクトリーの蔦の葉があまりにも綺麗で、もう一つの赤レンガの建物の蔦の葉が気になり同じ日に訪れてみました
道中の倉庫の蔦の葉もイイ感じ
到着時に丁度、雲で太陽が隠れてしまい…
それでも綺麗でメルヘンチック
と思っていたら、数分で雲がどいてくれパッと明るい青空が!
綺麗に整備された芝生が建物と蔦の葉をより一層美しく魅せているようにも感じます
今だけの季節限定“真っ赤な蔦の葉”をたっぷり楽しめました
何はともあれ、香り高い小麦の香りに誘惑され入店したパン屋は格別な美味しさで、晩秋の蔦の葉も満喫でき
良き日になった先週のある日の札幌
※以前はカフェも併設されていた『Boulangerie a ton cote (ア・トン・コテ)』ですが、現在はパンの販売のみ