【札幌・豊平】至福のダルバート(ネパールの定食) “イエティキッチン”

札幌のカレーといえば “スープカレー!”

発祥地だからこそ他の地域と比べスープカレー屋の軒数は圧倒的に多く選り取り見取りの味が楽しめますが

今回はカレーはカレーでもネパール料理の“ダルバート”を食したく豊平へ

※ダルバートはカレーというよりスパイス料理という表現の方がベターかもしれません

イエティキッチン

Yeti Kitchen

日本の北海道【札幌】旅行記の地図の189番へ

札幌市営地下鉄東豊線『学園前駅』から300mほど

札幌中心部から若干離れますが公共交通でのアクセスも抜群

店内

入店すると、ネパールの民族衣装を纏ったオーナーが “いらっしゃいませ” と

温かみのある笑顔で迎えてくれました

各テーブルにはフィンガーボール!?

訊ね忘れ何の為にかは分かり兼ねますが、水に綺麗な花びらが浮く器が置かれ

ネパール風情を感じます

さて、メニューを置いてくれた際に”ジョルモモはすごく美味しくてお勧めです”との案内があり、非常にそそられるのですが

ダルバート

スパイスをふんだんに使用したおかずがたっぷり並ぶダルバートを食すと胃袋に余裕がない様に感じ今回は断念

オーダー後、料理がサーブされるのを待つ間

店内の目を引く調度品を眺めていると鼻孔をくすぐるスパイスの香りが!!

あぁ、待ち遠しい!

ティハールプレート(チキン) ¥1,280

そして、待ち焦がれたダルバートの登場

香りから伝わる美味しさ+美しい盛りにうっとり

肉タルカリ(ラム) ¥300

相方はチキンとラムのタルカリが付いたダルバート(ダサインプレート)をチョイスしかけたのですが

ラムが苦手だけれども少しだけ試してみたい食いしん坊な私の願望を叶えてくれ、ティハールプレートとは別に単品でラムタルカリをオーダー

では早速、ダルバートの食べ方に従い①豆のスープ(ダル)をごはんにかけて混ぜます

鮮やかな黄色の優しい味わいの豆スープは

日本でいうところの味噌汁的な存在

そして、バート(ごはん)はというと

北海道とネパールが融合する当別産ななつぼしをターメリックなどのスパイスと一緒に炊いた

イエティキッチンオリジナル!

つづいてメインのチキンのタルカリ

汁気は無くドライなタイプで辛さやエッジの効いたスパイスはほぼ感じず子供さんでも食せそうな味わい

日本料理で例えるならば照り焼きチキン的な感覚

辛味やスパイス感は別添えのトマトのアチャール(Golbheda ko Achar)を混ぜながら食すと味に深みが増します

※豆スープ(ダル)とトマトのアチャールはお代わり1回まで無料

ごはんの周りに添えられた青菜の炒め物(saag)や漬物的な存在のや大根のアチャール(mula ko achar)などに加え

華やかな色の紫キャベツとブルーベリーの一品はカルダモンがよく効き口直しにピッタリ

酸味の効いたピクルスやミニトマトにヨーグルト

そして塩気の効いたパパド(豆粉の薄焼き煎餅)も添えられ

彩だけではなくバランスの良いプレートに大満足!

特筆したい点としてラムが苦手な私でもスパイスが効き柔らかく煮込まれたイエティキッチンのラムのタルカリはとても好みの味でした

ごちそうさま

イエティ

そうそう、私はイエティってどんな意味だろうと思っていたのですが

相方が”雪男だよ”と即答

ドラゴンクエストに出てきたそう

不確かな生物ですがヒマラヤ山脈に住むといわれている雪男だそう(日本でいうところのツチノコみたいな存在!?)

雪男とは異なりキュートなイエティが並ぶ後方にはネパールのはちみつや陶器が並び

独特の絵柄とデザインに思わず見入ってしまいました

終始穏やかな雰囲気のオーナー御夫妻(ネパール人の旦那様と日本人の奥様)の対応も印象的

美味しい料理とほのぼのとした雰囲気の『イエティキッチン』

札幌で強くお勧めしたくなる一軒


イエティキッチン(札幌) メニュー

ランチ営業:土・日曜日/ 11:00〜15:00

ディナー営業:金・土・日曜日/ 18:00〜21:00

キッズプレートのダルバートもあり!

単品メニュー: 肉タルカリ(チキンorラム) ¥300/ 野菜タルカリ ¥250/ パパド ¥80

ダルバート弁当のテイクアウトもOK

胃袋に余裕がなくモモ同様に泣く泣く断念したのですが、ネパールのスイーツも興味津々

罪悪感のないスイーツだそう

ローズラッシーも魅力的

ディナータイムに訪れたならば、ネパールビールも良いですね

店頭で野菜販売をされている飲食店を今の時期の札幌でちらほら見かけますが、イエティキッチンにもありました!無人販売所なので食事はせず野菜購入のみも可能

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